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2006年09月03日(日)  『ポリス・インターポール・ピザ屋!!』/「ニコラス・マクファーソン」観劇感想&ちょこっとCDTV 



CDTVを見ました。


時代劇モノ ・ 夜 ・ 血まみれの刀。


一瞬でしたが、(ヲタ心を)分かってる。と、ニヤニヤしながら思いました(笑)


これ…多分アルバムの初回あたりに入れてくれますよね?そうですよね?




それにしても、あと1週間と少しで発売ですね〜…早い。
いやいや。でもとても楽しみです。


楽しみといえば、「ダース」と「ハイチュウ」の新しいCMが昨日の「ちびまる子ちゃん」でたてつづけにOAされたとか??

森永枠は…HEY×3でもあったと思うので、チェックしておきたいと思います。
うふふ、うふふ♪









『ニコラス・マクファーソン』観劇感想


「奴らは彼を守れるか+奴らは彼を殺せるか」

そう銘打たれた『ニコラス・マクファーソン』。


とある国の大統領が、大事な調印式のために来日した。彼の名は「ニコラス・マクファーソン」。だが、その調印に反対するテロ組織が彼を暗殺しようと目論んでいると知った日本の警察はニコラスの指示どおり、二人という最小限の人員で彼を警護するように指示する。一方、暗殺組織に依頼された二人の暗殺者。

調印式場である、会場。その会場と寸分違わずに作られた暗殺者のリハーサル倉庫。その二箇所で起こる騒動とは。


果たして無事に彼らは彼を守れる(殺せる)のか…?







面白かったーーー!!


「ちょっとでも段取りを間違えると、とんでもなくなるような複雑な作品を書いたものだ」



その言葉が物語りを端的に表していたんじゃないだろうかと思えるほど、複雑で緻密でロジカル。

大王の作る作品は、どれも非常に緻密でよくできているのですが、それでも本作以上のロジカルな作品は珍しいんじゃないかと思うほどでした。

勿論、シュールな笑いである大王節が遺憾なく発揮されていて、爆笑に次ぐ爆笑。その後で「ああ、あの伏線はここに返ってくるんだ…」という、良い意味で“やられた!”と思わされる脚本は、1時間半の非常に短い公演だったのにかかわらず、とても濃ゆい!!
その上、演出が「この公演のために米米CLUBの再結成ツアーを蹴った」(byDoc)という、元米米ダンサー竹下宏太郎さん。なので、所々にダンスの振り付けなんじゃないのかと思わせるような演出なんかがあって、非常に楽しかったです。本人はパンフで「演劇なんかそんなに見てない」と仰っていますけれど、とても良くできていたなあ…と。

めちゃめちゃ満足して会場を後にしました。


面白かった〜〜〜〜!!


というわけで、一人ひとりの方の感想をば。

■ 東海林 役 / 小須田康人

格好いい!!

もう、とにかく格好いい東海林。
普段はおちゃらけて、笑えない冗談や面白くない話ばかりしている上におっちょこちょいなのに、いざという時になったら顔も変わるし、滅茶苦茶に…もうとにかく滅茶苦茶有能!!

東海林は、子持ち役なんですけれど、是非こういう役を光一さんにやってほしいなあ…と見ながらぼんやりと思ってもみるのですが…。でも本当に格好良かった。

久々の小須田さんで、前回観たのがどちらかといえば周りに振り回される役だったので、正反対の今回の役は非常に新鮮でよかったです。

本当、小須田さんてすみに置けない(笑)



■ 竹尾邦久 役 / みのすけ

実はお名前は重々知っていたのですが、実はこれが初めてだった、みのすけさん。
暗殺組織に潜入捜査して、暗殺者になりすます彼…なのですが、どこか抜けてる。
Docこと川下大洋さん演じる「フォーク」に散々振り回されて、ツッコミすぎで疲弊する彼は非常に面白かったです(笑)
しかし、暗殺者のグループ名が、彼が所属している劇団「ナイロン100℃」ではなく「ナイロン100%」だ…となったくだりは爆笑しました(笑)



■ 邦久武雄 役 / 三上市朗

…名前、パンフを見てから気づいたんですけれど、みのすけさんと艦長…いや三上さんの役名は苗字と名前が反対なのですね(汗)一瞬びっくりした(笑)

こちらの邦久は、小須田さん演じる東海林に散々振り回される役。

前回暗殺からターゲットを守れなかった分、今回の件ではカリカリするくらいに神経質になっている彼。
そして、しかもその相棒がちゃらんぽらんの東海林…と、もう竹尾以上に振り回されっぱなし。

そして最後には…ですもん(笑)…合掌。

最初は有能な刑事だと思っていたのですが…生真面目な分、始終気の毒な役でもありました。
というか…相手が悪かったのかもしれませんね…。
三上さんはどうしても「艦長」の呪縛から抜け出せないのですが(笑)こういう、いわゆる「マトモ」な役も堅実にやられているのでさすがだなあ…と思うのです。

大変人から、マトモまで。

なんか、どこかの冠婚葬祭っぽいですね(汗)



■ 古川・新山 役 / 六角慎司

ジョビジョバメンバーは、どの方も最初「どっかで見たことあるけど…」という前置きがあるんじゃないかと思うほど、高確率で思うのですが、六角さんもそうでした(汗)

螺子がどこかに飛んでる警視庁刑事部長の古川と、どこかイカれた暗殺組織のメッセンジャー・新山。

この二役を同じ人がされてるなんで…思いもよりませんでした。びっくりした。


でも、やっぱり一番の見せ場は「銃撃シーン」ですね。
めちゃくちゃ性能のいい防弾チョッキを着ているせいで、皆から銃よけにされていて…もうお腹をかかえて笑いました。素敵すぎ!!!



■ みゆき 役 / 平田敦子

ピザ屋の店員・みゆき。そして、全てのキャラでの真打でもある、みゆき。
相変わらず、どこにいっても“あっち”は最強(笑)

まあ…横幅はかなりある方なのですけれど、身長は本当に小柄で。でも、舞台上ではものすっごく大きく思えるのが不思議です。…これも、存在感というものなのかしら???

けれど、あっちをみる度に、「女優はその存在が命なんだ」と思います。
舞台を観ていて綺麗な人は沢山いるけれど、けれど全然頭に残らない人がほとんど。でも、彼女は一発…ですものね。

一度見ると…忘れられない(笑)


■ テロリスト 役 / アドゴニー

ニコラス・マクファーソン役かと思いきや、テロリスト役だったアドゴニー。
「さんまのからくりテレビ」等で人気者な彼ですが…まあ、ちょこっと出演だけだったので、演技も何もないのですけれど(笑)それでも、アンコール。これで終わりなのは哀しい(観劇したのが千秋楽だったんです)と涙ぐむ彼が印象的でした。

とても楽しかったんでしょうね。…というか、このメンバーで楽しくないって方が珍しいとは思いますけれども(笑)


■ フォーク 役 /川下大洋

Docこと、大洋さん。いやあ、やっぱり大洋さんの「変人キャラ」は最高です!!
皆を煙に巻き、暗殺者…とみせかけて実は、インターポール。

アドゴニーとの英語のやりとりは実に流暢で、「さすが京大!」「さすがラサール!」と感心してしましまた。…英語はしゃべれるというだけで大尊敬してしまいますので(笑)

しかし、最初に登場した時は「ドナインシタイン博士」とダブりました(笑)
…そういえば、今年の学会には参加してなかったもんな…(汗)




あ〜…でも、これを書いていても思い出し笑いしちゃう、この舞台。
上にも書いたとおり千秋楽のみの参加だったのですが、もう一回くらい見たかったなあ…と改めて思います。





でも、光一さん。こういうの一回でいいからやってくんないかなあ…。



そうそう、最後に自分メモ。



今週も二人ドヤ


楽しみったら、たーのーしーみー 



My追加

ここは 「ふわふわ。り」様の素材を使用させて頂いています。



「つんづつっづ占い」はじめました。
KinKiの二人と彼等が演じたドラマキャラの占いです。 ネタ・シャレ・気分転換にでもどうぞ