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| 2006年07月04日(火) | 『大きい箱にはお化けが入ってる』／メタルマクベス観劇 |
ちょっと今しか更新できなさそうだし、この機会を逃したら当分観劇感想を書けなさそうなので、携帯から更新です。
劇団新感線の『メタルマクベス』を観てきました。
クドカン脚本に新感線…ひいては、いのうえ演出がどう化けるかと思っていたのですが、宮藤さんのベースを残しつつ、やっぱり新・幹・線！なテイスト。
いのうえさんが達者な方だからかもしれませんが、この二人の相性良いんでないかい？なーんて、思っていました。
宮藤さん脚本特有の暗くてベタベタした感じが、いのうえさんの馬鹿なあっけらかんとした演出とヘビメタルな歌で、よりマイルドに口当たりがよくなったなあ…と(笑)
小さなとこから大きなとこまで笑える部分があるのは前提として(笑)
あと、「マクベス」の物語がものすごーくよく解ったのが驚きました。
マクベス夫妻が狂う場面も。うん。あれなら気が触れちゃうよね…と(笑)
シェイクスピア悲劇は色んな演出家の作品を今までで何作か見ましたが、気が触れる場面はやはりもうちょっと強い理由がほしいと思ってたりしたので、こちらはオマージュとはいえ今までで一番説得力がありました(笑)
いつもみたく勧善懲悪じゃない、どちらかと言えばブラックヒーローなピカレスクモノの新感線もいいですね。
内野さんのランダムスターと、松たかちゃんの夫人の、小心者の野心家なバカップルの夫婦が愛らしくも切なく哀しく。最後、ランダムスターがものすごく寂しかった。
この二人には幸せになってほしかったな〜と、悲劇作品なのにかかわらず思ってしまいました。
あとは、レスポールJr.の森山くん。新感線メンバーのカラーにない、ピルエットやらターンを決めている人がいる。しかも、ダンサーっぽい踊り方だ…と思ったら森山くんでした(笑)
なんか、ものすごーく、のびのびしていたように思えました。…特に『元きよし』の「親の七光り」(笑)めちゃくちゃ気持ちよさ気だったな〜(笑)
そして、北村有起哉さんのグレコは、卑怯なくらいカッコイイ！！
前に彼の舞台を見たのが、長塚圭史作・演の「Last Show」の、夢と現実の間で右往左往する、ちょっと情けない役だったからなのか、最初全然わかりませんでした(笑) 普通にかっこよかったー。グレコ夫人になりたいくらいでしたもん(笑)
思わず惚れそうになりました(笑)
新感線メンバーは相変わらず。
じゅんさんは素敵だし、聖子さんは男前だし、久しぶりに粟根さんのがっつりな殺陣が見れたし（そして、ナンプラーは絶妙）。右近さんの林役は適任！！！
河野さんはいつも美味しい役よね〜と思いつつ、やっぱり好きです。
最後尾列のド端…と、席はものすごく悪かったのですけど、行って良かった約４時間でした。
長丁場こそ、ある意味新感線の醍醐味ですね！！！(笑)
面白楽しかったです。
最後にパンフの話題なんかも。
劇中にあった、「メタルマクベス」のＰＶ「リンスはお湯に溶かして使え」に、愛する轟天がちょこっとだけ登場していて、それだけで至上の喜びヨロコビ！！きゃー！！！轟天〜っ♥♥♥
そういえば、宮藤さんも轟天を愛してるので、特別出演になったのかな〜と感謝したくなりました。最初パンフを買うつもりはなかったのですが、このPVのDVDがついてくる…と知って、幕間に急いで買いに行きましたよ！！ああ、好き♥(笑)
で、このパンフには、意外にKinKiちゃんの名前がありました。
私は洋楽に疎いのですけどアメリカで超絶だと言われている(らしい)ギタリストのマーティ・フリードマンがJポップファンで、ジャニーズも普通に聞いてて、それはKinKiも例外じゃない…という。
いつもですけれど、全然関係ない所で彼等の名前がでると嬉しいですね。
でも…LPサイズは本棚に起きにくいのよね…(^_^;
My追加
ここは 「ふわふわ。り」様の素材を使用させて頂いています。
「つんづつっづ占い」はじめました。
KinKiの二人と彼等が演じたドラマキャラの占いです。 ネタ・シャレ・気分転換にでもどうぞｖ