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2006年02月12日(日) |
『ドリームチーム、解散ね・・・』/「BIGGEST BIZ〜最終決戦・ハドソン川を越えろ!〜」感想 |
(今日はKinKiちゃんネタはないです)
今日は久しぶりにパソコンから日記を書いています。 ・・・といっても、新しいパソコンから・・・というわけではなく、父親が試しに立ち上げてみたら、なんだかあっさり起動してくれました。
今まで使いすぎてパソコンの方も疲れていたのかなあ・・・と思いつつも、次に立ち上げたらおかしくなっていても不思議ではないので、これで一安心・・・というわけではなさそう。 やっぱり、新しいパソコンを買うべきなんでしょうけれど、まずは先立つものが・・・嗚呼。 それでなくても、来月・再来月と上京するために色々出費が激しいのに・・・(汗)
しかし、パソコンからの入力は快適〜!! 今まで携帯でちまちま打っていたのですが、読み返しにくいし、考える速さと打つ早さが違うのでイライラしていたんです!!
・・・やっぱり、新しいパソコンか・・・(遠い目)
「BIGGEST BIZ〜最後の決戦・ハドソン川を越えろ!〜」感想
土曜日、行ってきました。最終決戦。
私は「BIG」の再演からの観劇だったのですが、それでも足掛け5年。とうとう最終決戦になってしまったのかとしみじみとしてしまいます。
何ってったって「BIG」「BIGGR」の時は、今は亡き「近鉄小劇場」での公演。それが最終の「BIGGEST」になると何倍の収容人数の「シアタードラマシティ」(大阪公演では・・・の話ですけれどね)。 再演ということも踏まえても「BIG」の時は空き席がチラホラ見受けられたのに、今回は追加席まで出ての大入り!! なんだか感慨深くなってしまうじゃないですか!!
さて、お話。
大王の書く話なんだから、面白くないわけないのは当然。 でも、「BIGGER」の時にも感じた「BIG」での賢三ちゃんの適当さが巻き起こすカタルシスビッグビジネス話・・・とはやっぱり赴きが違っていました。 登場人物も多くなっているし、それぞれを立たせるのは大変なのだけれど、「BIG」のラストで感じた、あの快感が忘れられない身としては、ちょっぴり残念。
但し、各々の登場人物のいい加減な思惑が外れに外れまくり、すれ違いにすれ違いを重ねて結局全員がハッピーエンドになる(いや、若干名はずれている人たちがいますけれど・笑)という物語は、大王ならではの面白さ。 勿論細かいツッコミどころはあるものの、おなかを抱えて笑わせて頂きました。 あ〜、面白かった。
三谷作品でも何回も口にしていますけれど、大王作品も上手くこの楽しさが説明できないのが辛いです(汗) F1を語るときの光一さんではないけれど、一つのエピソードに伏線がいくつもいくつも張られているので、話がとても長くなってしまうし、そもそも上手く説明できるかも・・・(汗)
だから、面白かった・・・としか言えないんですよね・・・(汗)
なので、登場人物各々の感想にします(笑)
・健三役 松尾貴史氏
とにかく、偉大な奇人・・・そう思わずにはいられない人です。 AGAPEの舞台はこの「BIZ」シリーズ以外にも何本も見ていますけれど、この「健三」役ほどはまり役はないんじゃないかと思えるほどに同化し、又、松尾氏の「人を楽しませてナンボ」のパーソナリティが見れる役も珍しいんじゃないかなあ・・・なんて思います。
今回も、お得意のモノマネから声帯模写、果ては手品まで、手を変え品を変えて存分に楽しませていただきました。
他の登場人物が真剣な顔で真剣な話をしている最中、すっとぼけた顔ですっとぼけたツッコミとボケを一人でやっていたりと、本当に面白かったです。 特に大王のモノマネ。似ているだけに、他ではできないネタだよなあ・・・なんて、ちょっと惜しいくらいでしたもの。・・・素敵。
ただ、惜しむらくはやっぱりこの芸で、話がとんでもない方向に進みまくり、収拾がつかないかのように見えて実は・・・の「BIZ」を思い出して、やっぱりこの流れは途絶えて欲しくなかったかなあ・・・なんて思いました。
川島役 三上市朗氏
艦長〜〜〜〜〜!!
とやはり彼を見ると叫びたくなってしまう三上氏(笑) 前回の「BIGGER」では、敵会社の「ペルセウス」社の社員から今回は一転、なんだか愉快な仲間の一員になっておりました・・・ほほう・・・(笑) 皿袋ことサラさんの対極としての川島のオタクは・・・非常に・・・非常に可愛かったですけれど(笑)サラさんと被っているのが何とも切なかったです。・・・サラのR指定声ファンとしては(笑)・・・だって、サラさんの出番が少なくなるし。
それにしても、パンフレットで「マツケン」が前回の公演を観に来ていた・・・ということが書いてあって、驚きました。しかも、三上さんに助言までとわっ!! 御大も幅広いのね・・・と頭の中で「マツケンサンバ」がぐるぐるしつつも思ってしまいました(笑)
・青木木太郎役 八十田勇一氏
登場しただけで笑ってしまう、木太郎ちゃん。 やっぱり、今回も笑ってしまいました。・・・だって、その存在自体が幸せに面白いんですもの!!
特に、プロローグとエピローグの序盤が同じ。しかも、その場面が木太郎ちゃんと皿袋さんとのやりとりから始まるのは、「BIZ」の時と一緒で、なんだか少し懐かしくなってみたり。 とんでもなくお人好しで、何事にも真面目で必死になる故の勘違いのボケに反する、昔の職業で培った才能のギャップも相変わらず素敵でした。
あんなに不景気顔で弱々しくて、どんなに肩書きが偉くなっても腰が低いのに・・・なんて、卑怯ですものね(笑)
大王がパンフレットにて、ひょっとしたら、「BIZ」シリーズのキャラクターが他の舞台に顔を出すことがあるかも・・・というコメントを残してましたけれど、木太郎ちゃんこそが一番ひょっこり顔を出してくれるのではないのかなあ・・・なんて、ひそかに期待していたりもします(笑)
・皿袋(サラ)役 松永玲子女史
「ホイきたドーン」の皿袋さん。ええ、例に漏れず私も大好きなキャラです!! 普段は盗聴が趣味の、妙ちきりんなボキャブラリーで周りを煙に巻く地味〜なおばちゃん。しかしその実態は、インターポールからも追われる、超美人敏腕ハッカー。
上でも書きましたけれど、皿袋さんからサラさんに変身した後のR指定声なんか特に大ファンです(笑) だって、さらりとねちっこくエッチいんだもん(笑) なので、川島さんがサラさんにかぶってしまったのは、サラとしての出番が少なくなって残念。
でも、お衣装は相変わらず露出が激しく素敵で。目の保養をさせていただきました。・・・あと、せっかくの黒なんだから、Tバックならなお良かったんですけれどね(笑)
・潤一役 菅原永二氏
「BIZ」では結城さん、「BIGGER」では加賀さん、そして「BIGGEST」ではこの人、の潤一くん。
そう、皆からいじられて、いじられて、いじられる役です(笑)
三人に共通するのは、「登場人物で一番マトモな人」役(笑)そして、最後には「社長」になっちゃう(笑) ひたすら小心者で、ひたすら生真面目で、基本的には「良い人」の彼。
結城&加賀の二の舞になるのが可哀相だなあ・・・なんて、「じゅんちゃんビゲスト・エンタープライス」の名前を聞いたとき、大笑いしながら思ったのですけれど(笑)でも、大丈夫ですよね?だって、側に摩耶ちゃんがいるんだもん。
・加賀役 坂田聡氏
あんまり出番がなかったよ・・・加賀さん(笑) 「BIGGER」の時はあんなに良心的だった彼なのに、登場した途端、なんだかギャングのボスみたいで、「彼に何があったんだ・・・」とびっくりしてしまいました(笑)・・・それに、結城さんと同じく健三ちゃんに殺意を覚えているし(笑) なので、登場自体が少なかったので感想も少なげなのですが(笑)パンフレットで「色んなカンパニー出演させてもらっている」という言葉があって、ちょっとだけニンマリ。
MAと共演したことのある坂田さんなので、この言葉に連鎖的に「SHOCK」を思い出してしまったのでした。はい、馬鹿と呼んでください(汗)
・摩耶役 篠原ともえ女史
去年12月ぶりの生シノハラ。 相変わらず髪がサラサラで声が艶やか。
周りの変人・奇人たちに翻弄されながら、それでもしっかりと「自分」を持とうとする、所謂マトモな役割で、幼馴染である潤一くんのピンチに、文句を言いつつも手助けし、彼が死んだと聞かされた途端前後不覚になる姿は、とてもいじらしくかった。
やっぱり、芸能人舐めたらいけませんね〜・・・。だって、シノハラ可愛かったんだもん。
でも、欲を言えば、もうちょっとはじけてもよかったかなあ・・・という印象も。
シノハラの「ラブラブ」でのあの爆発ぷりを知っているからなのか、ついついそちらに考えが移行してしまいます。
今度は是非、大王の変人四天王に加われそうな役を!!と思ってしまいます(笑)
・結城役 粟根まこと氏
結城さんも、加賀さんと同じく出番が少なかったなあ・・・という印象。
「BIZ」の時は、2時間ぶっちぎりで叫ぶ・怒鳴る・暴れるの結城さんに思いっきり感情移入して見ていたからか、楽しかったし滅茶苦茶面白かったけど、それ以上にものすごく疲れたことを思い出します。見ていた私がそれなので、それを演じていた粟根さんはさぞやしんどかっただろうなあ・・・なんて思っていたら、あんまりにも体力を消耗するので、次回作の「BIGGER」は出ない!と粟根さんが仰っていたと知って、大きく納得して頷くと同時に寂しくなったものでした。 ・・・登場人数は多くなってしまったけれど「ドリームチーム」は、「健三・結城・神崎・皿袋・木太郎」の5人だと思うんです。 (それでも、「BIGGER」の時はチラチラと出てらしてましたけど(笑)
だからなのか、今回、結城さんだけ狂ってしまったのはとても悲しかったです。 「殺し屋の目をしている」が、本当の「殺し屋」になっちゃったんだもの・・・(標的は加賀と健三だけだけど)
いや、でも面白かったんですけれどね。ハイパーな粟根さんは、このキャラに限らず好きだし(轟天2の博士とか、紅天狗〜のお医者さんとか・・・)
・神崎役 後藤ひろひと氏
いつも以上にフランク・シナトラが流れていたような気がする今回。 画家・古ホテルのオーナー・ホーボーケンの雑貨屋店主と、色々な職をやっている神崎さんなんですけれど、息子さんやご家族はどうなったんだろう・・・といらないツッコミをしてしまいます(笑)「BIZ」の時に神崎さんの肩書きに「息子と家族がいる」というものが入っていたと思ったんですけれど・・・??
普段は温厚なのに、フランク・シナトラを聞くと気が大きくなり、イタリア語をしゃべらせると、どんな無茶なことでも相手に言うことを聞かせることのできる神埼さん。 いやあ、でも、今回の功労賞は、神崎さんのお人形じゃないかしら??
置いておいたら大きくなり、たまには霊界と通信しちゃうのも頷けるような大王そっくりのお顔と緑色。すんごく可愛かったんです。
「ぽんぽんちゃん」「ぎぼー人」「イヌガマ」と同じく、いつかまた違う場所で会えるといいなあ・・・。
・・・以上です。
長くなりましたが、よく考えると今年初の観劇。 まあ、こんな感じで1年が過ぎるのかなあ・・・なんて思います。
すいません、長くて(汗) と、あんまり長いので、光一さんの「non-no」を書く余裕が・・・(汗)
と、とりあえず兄弟もないし、明日がんばります・・・(汗)
My追加
ここは
「ふわふわ。り」様の素材を使用させて頂いています。
「つんづつっづ占い」はじめました。
KinKiの二人と彼等が演じたドラマキャラの占いです。
ネタ・シャレ・気分転換にでもどうぞv
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