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2005年11月06日(日)  『綺麗は汚い、汚いは綺麗』/「天保十二年のシェイクスピア」感想 



今日はしとしとと、雨降り。
だから・・・というわけでもないのですが、一日中ゲームをしたり、同僚から借りていた韓国DVDなんかを見ていたりしていました。

やっぱり、一日中のんびりするのも良いなあ・・・(笑)


「天保十二年のシェイクスピア」感想

・・・というわけで、観てきました。
実は、4年ほど前に「劇団新感線」バージョンで同じ演目を観ていたのですが、さすがにこれだけ間があると内容もおぼろげなので、意外に新鮮に観劇。

しかし・・・やっぱりすごいですね。
って、何かと問われれば、藤原竜也くんの圧倒的な華が。

唐沢寿明、篠原涼子、夏木マリ、高橋恵子、勝村政信等々、層々たるメンバーの中でさえも、彼が舞台上に上がればふと目がいってしまう、舞台がより明るくなるような気さえする、そんな圧倒的な存在感が漂ってきて、いまさらながらにビックリ。
そして、「彼は『舞台の人』なんだなあ・・・」と再確認しました。
・・・だって、毎回思ってるもんな・・・(笑)


その他では、隊長役の木場勝己さん。
私としては、「ガマ王子〜」の「オオヌキ」のイメージなのですが、元々は蜷川舞台の常連さん。まさしく『ホーム』の貫禄で、見事なストーリーテラーの役割を果たしていらしゃいました。
主演は、せむし役である唐沢さんなのだと思うのですが、本当はこの人こそがこの話の主役なのではないか・・・?と思えるほどの存在で、思わず「素敵・・・」と呟きそうになりました(笑)

同じく、今年の春に阿佐ヶ谷スパイダースの「悪魔の唄」に出演していらした吉田鋼太郎さんも『ホーム』として出てらっしゃった気がするなあ・・・。


分かりきったこととはいえ、唐沢さん篠原さん含め、出演している役者の皆さんはお上手だし、蜷川演出は相変わらず素晴らしいのだけれど、何分と「素晴らしい」としか言えないのが難点といえば難点。
ああ・・・でも、ちょっと「無難」にまとめたような印象はぬぐえませんでした。
そして・・・上演時間トータル4時間は・・・さすがに長いよ・・・(笑)


とりあえず、シェイクスピア劇の全部の演目の要素を盛り込んだ本作。
私が知ってるシェイクスピア作品というと「ロミオとジュリエット」「マクベス」「リチャード三世」「十二夜」「真夏の夜の夢」「テンペスト」「ハムレット」「じゃじゃ馬ならし」「お気に召すまま」くらいなので、三十数作あるシェイクスピア作品をもっと知っていればより楽しかったのかなあ・・・とも思います。

あ、「SHOCK」でやった「リチャード三世」「ハムレット」の要素を含んだ台詞が作中にあるのですが、思わず光一さんを思い出してニヤリ・・・としてしまいました(笑)
本当に、こんな所がKinKi馬鹿・・・(汗)


そうそう、劇場の中で「天保うどん」「天保寿司」の名前のうどんとお寿司が発売されていてロビーにはかつおだしの良い匂いが充満していました(笑)・・・中身がふつうの「きつねうどん」「お稲荷さん」でしたけれど(笑)

ちょっと面白いなあ・・・なんて思いました(笑)


しかし、終演後。カメラマンとインタビュアーの人が劇場から出て行く人たちに次々とインタビューをしていたのだけれど、あれは何だったのだろう??
演目は今日で終わりなのでコマーシャル用ではないと思うだけ、DVD化した時のおまけか何かだったのだろうか??と思います。

インタビューを断られたりしていて、ちょっと大変そうだったんです(笑)



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