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2005年02月18日(金)  明日は東京…その前に/ヨーロッパ企画「平凡なウェ〜イ」舞台感想 



ようやく旅支度が終わりました…ぜいぜい…(汗)
この、前日になってからようやく重い腰を上げるくせは直さねば…と思いつつ、直せてません(汗)


とにかく、明日は東京だ〜〜〜!!光一さんだ〜〜〜!!




と、その前に。


ヨーロッパ企画「平凡なウェ〜イ」感想


すっかり感想を書くのが遅くなってしまったのですが、京都まで行ってきました。初・ヨーロッパ企画!!
彼等が公演した「サマータイムマシン・ブルース」がこの夏に「踊る大走査線」の監督である本広克行監督の手によって映画化されるから…というわけではなく(笑)前々から「面白いよ〜」と聞いていて、すごく気になっていた劇団の一つだったので、念願の観劇でした。

…結論から言うと面白かったです。

一緒に行ってもらったMMさんはほとんど舞台を観たことがなかったみたいで、開演する前までかなり前衛的な舞台を想像してたらしいけれど(HPがあるのでさえびっくりしてた。…どんなのを想像してたの?笑)観終わったら「面白かった」と言ってくれて、嬉しかったし(喜)


…というわけで、ここからはネタバレになっています。まだまだ公演が残っているので、ネタバレ上等!!な方のみ、反転してください。
(といっても、いつもの如く大したことは書いてないです・汗)




(あらすじ)
現実に何かしら焦燥や葛藤を抱えている平凡な(?)人達が、ある「道」で偶然に出会い、偶然起こってしまった一つの事件。

それは4つの細道の合流地点だった。
偶然一人がもう一人とぶつかったために、将棋倒しのように4つの細道からやってきた7人がぶつかり続け、その影響なのか、最後に電柱の点検をしていたのであろう電気屋さんが落ちた拍子に標識に串刺しになって死んでしまったのだ。

最初こそ自分の責任ではないと個々に言い張っていたが、最後に一人が言う。

「あの…これってボク等以外誰も見てませんよね?だったら、皆で口をつぐんじゃいません?皆で黙ってたら、誰にもわかりませんよ。これにボク等が関係してたってことが」

しかし、そこにいたのはその「9人」だけじゃなかったのだ。



(感想)
最初、20分ほど延々とフィルムが流れ、もしかしたら芝居をせずに最後までこのままなんじゃないだろうか…と思っていたら、登場人物それそれの葛藤やら焦燥をクローズアップしただけの、本当に“プロローグ”のみだったので安心しました。
…でも、これがこのお芝居の全ての布石になっていたんですけれど、それに気付くのはまだ後のお話(笑)

とにかく、全てが「将棋倒し」のように物語が進んでいき、伏線が伏線を呼んで、伏線に落ち…と、ロジカルな部分も残しておきつつ(「A」「B」「F」が実は『地球脱出の為の人選ランクではなく、ただのホームレスの記号だった所なんかは特に、お腹をかかえるほど笑った・笑)最後はどこか哲学的に終わってみたり…と、最後まで先が読めないストーリーで、とっても楽しかったし面白かった。

別に誰に感情移入することはなく、ただ単純にこの「シチュエーション」も面白いし、個々の事情を知っているが故に時間が経っていく度に1人1人のお芝居の変化が面白くてたまらない。
…後になればなるほどこのプロローグが効いてし。(笑)
最初は「フィルム…???」と懸念感を抱いていたのだけれども、終わってからはあれで良かったのだと思えるほどでしたもの。

ただ、ラスト。別に誰もの焦燥や葛藤は解消されていないし、(むしろ、悪化する一方…)事件も何も解決はしていない。…というか最後には忘れられていたような…(汗)いや、それは別にいいのだけれども、結局あのホームレスが呟いた「落ちる」はどういう意味だったのか、不穏な響きを残したまま終わったのが気がかりでした。…やっぱり、「落ちる」は「道に落ちる」の意味で合ってるのかしら??その割には雨が降ったらおしまいだったような気もしたけれども…??

なんだか、笑うだけ笑ったあと、もう少しじっくりと考えたくなるストーリーでした。

なので、この感想もあとで追記するかも(汗)



とにかく、ヨーロッパ企画の次の公演も是非是非行きたいと思います!!



さてさて、いつもよりも早起きをしなきゃいけないので本日はここまで。

明日、更新できたら…いいなあ…(汗)



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