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2005年01月28日(金)  ロミジュリというのは、大いなる“若気の至り”/「ロミオとジュリエット」舞台感想 



さてさて、会社から更新。
2ヶ月に1度の土曜出勤は社内にほとんど人がいないから、こういうことが出来る〜(笑)

さて、体力のあるうちにサクサク進めちゃいましょう(笑)



「ロミオとジュリエット」感想

…といいつつ、1週間たってしまっているのですが…(笑)
これで1月の舞台観劇はラストとなりました。年始め月の締めとしては丁度良かったのではないかと思います。

しかし、「WWS」公演と丁度重なってそういう意味でも面白かったかな??
こちらも、嵐版トニーとマリアに負けず劣らずの若気の至りっぷりに微笑ましく観ました。


とにかく、藤原くんのロミオがたまらなく可愛く、鈴木杏ちゃんのジュリエットが素晴らしく男前!!(笑)


特に、ジュリエット恋しさに、キャピレット家の庭に潜りこんだロミオが、ジュリエットが囁く愛の独り言の相手が自分だと知った時のロミオの悶え様ったら!!

「ああっ」
「あ〜〜〜〜〜〜ん」

…どこの喘ぎだ…と思わずにいられない声を出して床でもんどりをうってる姿は、まさに

たーまーらーん!!

という形容詞がぴったり思い浮かぶほどでした(笑)可愛いわ…可愛いすぎるわロミオ…(笑)

あと、これまでしっくりと理解できなかったことがこれで納得できました。
ロミオがどうしてティボルトを殺してしまったのか、たった数日という恋の果てに二人が死ななければならなかったのか。

まさしくひとえに
目の前のことしか見えず、人の話を聞かないロミオが突っ走った結果
だったのですね…(笑)



一方、ジュリエット。
最初、人形を片手に愛や恋を知らなかったジュリエットがロミオと恋に落ち、
大人の女へと成長していく様が素晴らしかったです。…いっそ、ロミオがいなくても一人で立派に生きていけるんじゃないかと思うほど逞しく雄々しかった(笑)

やっぱり、2幕後半のジュリエットには鬼気迫るものを観ました。
それまで優しかったはずの父は、自分の言うことを聞かないのは子ではないと冷酷に言い放ち、母も同じく。ずっと自分の相談相手であったはずのばあやでさえ、数時間前は賛美を送っていたロミオを悪しく罵る。
今まで自分の味方だと思っていた周囲が実はどうではなかったと知った時の、彼女の「さようなら」の一言は、それだけで真意で彼女が、心から周囲へ決別をしたのだと感じられて、ぞくり、としました。

前評判を聞く限り、それほど杏ちゃんの評価は芳しくなかったのですけれども、私が見た回では、時間が進むにつれ、彼女が藤原くんを食う勢いだったと感じました。…まあ、その日その日によって、舞台の出来は違うものですけれどもね…(笑)

藤原くんの舞台も実は始めて見たのですが、確かに秀逸。この子も舞台の人だったんだなあ…と去年どっぷりと「新撰組」の沖田だったことを思い出して、しみじみとしてしまいました。


主演二人に対して、他の出演者の方々もさすが。
ただ…パリスは…どうなの…??とは思いましたが(苦笑)演技、というよりはむしろ扱いなんですけれども…(笑)変なヒトだよ…あれじゃあ…(汗)


とにかく、古典でありながら楽しく観劇できた3時間弱でした。
う〜ん…これを観たら、去年のハムレットも観てみたくなりました。あと、「お気に召すまま」とかも。


…あああ、もうすぐタイムアップです。…というわけで、これまで!!
ご飯、ご飯っ♪



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