Rei's column
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2004年06月03日(木) 座標

自分の位置がわからなくなることってありませんか?

私もよくあります。>よくっていうのはどうかと・・

つきつめて考えていたり、その道に専門的になったりすると
逆に素直な見方が出来なくなったりして・・


自分が目の前にあるものに夢中になったり必死になったりすると
どんどん支点がズレて、自分のいる位置がわからなくなってしまったり。

しまいにはどこを軸にして自分の位置を測ればいいのかすらいい悩むようになります。


最近、プレイをすればするほどわからなくなることが多くて
少しそんな状態にハマっていました。
正解の無い世界ですからね・・ 探れば探るほどわからなくなってしまったり。

そういう時はたいてい
目の前のことにばかり一生懸命になってしまって
全体を通したモノの見方が出来ないことが多いと思います。

百人いれば百通りの方法があり正解の無い世界です。
無難にこなしてしまえばおざなりでとおり一辺倒なプレイを繰り返してしまいます。
可もなく、不可もなく。

合格点はとれてもそれでは決定力不足です。
・・相手の脳裏になにかひとつでも鮮烈なモノを残すことは無理ですから。


私が好きなマンガ!にこんな言葉が出てきます。
「鳥瞰(ちょうかん)でものを見ること」
鳥の視点・・ カーナビに使われる「バードアイ」

目の前の道しか表示されないカーナビでは位置関係がつかめなくなってしまいますが、ちょっと高い視点から全体を見渡す地図で道を示せば・・

全体を見渡せて自分のいる位置がおのずと掴めます。
物事を予測することもできるようになりますよね。


私の友人にゲーマーがいましたがシューティングゲームを極める際にも目前の敵やタマに気を取られるのではなく、画面全体を目で捉えるのだと・・ 同じような事を言っていました。

常に、少し高い位置から全体を見渡すことが大事ですね。
目の前のことしか見えなくなると失敗してもその原因がわからずに「どつぼ」にハマってしまうから・・


それはある意味、究極の興奮状態やピンチに陥れば陥るほど
自分と自分を含める状況を一歩離れたところから第三者的に見つめる「もうひとつの目」に似ています。

自分を客観的に捉えるもうひとつの目。

何かを操縦したり何かに取り組む時には
それが出来ている状態をキープすることはとても重要だと思います。

主観と客観とのバランス。

直感で感じることと感覚で判断していくもの。


Rei


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