Amitie Diary

2005年09月02日(金) ワークショップ

思いがけなくヒーリングのワークショップに参加させていただきました。
フラワーエッセンス、アロマ、エサレン、鍼灸・・いろんなテクニックを使う人たちが集い面白かったです。
講師は、アドラーコリンズ慈観さん。(名前の通り、優しそうで風格のあるお坊さんでした。)
高野山で得度されたイギリス人の僧侶であり、日本の(公立)大学で唯一初めて正式な講座として看護学生にヒーリングを教え、そしてヒーラーとしても活動されていらっしゃるという。
〜重大な病気にかかっている人たちに対してヒーリングをされていらっしゃるようです。
プライベートで開かれる講座は、午前10時から午後10時までの予定になっており、このスケジュールにもびっくり。おそらく「ヒーラーさんの集まり」に自分が行くのも不思議な感じがしましたが、めったにない機会と思い、興味深々でかけました。

気功・ヒーリングのワークです、と言われていたので、身体を動かしたり、瞑想したり・・なのだろうと思いきや、ワークはほんの少しで、あとは車座になりはなしです。しかし、次から次からなされる問いかけに、どう答えていいのかわからない。「スペースとは(禅問答か)。」「ヒーリングとは。」「なぜヒーリングが必要なのか。」「(五感について)目では何をする。(またしても禅問答)」「触れるとは。」「なぜ浄化が必要なのか。」・・・。情けないけど、困っていました。(私って空っぽだ・・。)

あまりメモもとれなかったですが、残った言葉少しだけ。

「他人を癒す(ヒーリングする)ことは出来ない。」
相手のことは、限定された自分の世界からみている。結局、そこでは「自分の痛みや悲しみ」を相手に映し出しているのにすぎない。
ヒーリングはつまり自分自身を癒しているということ。

「ヒーラーは怪我をしたときのギブスの役割」
治すのはその人自身の力。

「ヒーリングに道具は本来いらない。」
セラピーはすべてあなた自身の中にある。
相手と周波数が合えば(同調できれば、共鳴できれば)ヒーリングは瞬時に起こる。だから、アロマセラピー・フラワーエッセンスetc・・は、クライアントとセラピストをリンクする道具にすぎず、その必要性は、与える側が価値を与えてはじめて発生しているということである。

私にとってのこの時間、(実は、ずっと本当はできたらそうしたかったのだけど)トリートメントに、ヒーリングという要素をとりいれていくにあたり、もういちど、整理してよく考えなさい・・と言われたようでした。


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