Amitie Diary

2004年09月25日(土) チビマルのこと

ウチには16歳の猫がいる。名前はチビマル。
猫の16歳といえば、かなりの長生き。
今のところ元気に暮らせているけど、腎臓が悪くて定期的に血液検査をし、薬をもらっている。
そして、ここ半年くらいで、お医者さんいわく’痴呆’の気もでてきた。
とてもおとなしくて、よほどのことがなければほとんど鳴かない猫だったのに、半年ほど前から、突然びっくりするような大きな声で鳴くようになった。
最初は、体調が悪いせいだと思っていたが、そうではなく、猫の痴呆の症状のひとつである、「無駄鳴き」というものらしい。
おもむろに叫びはじめるので、いそいで飛んでいき、なでながら話しかける・・と何事もなかったかのように、かわいく’ニャッ’とか鳴いて、ごろごろいい始める。
別の部屋や押入れに行って1人になっては、鳴きはじめる。いつでも、そばにきて注目されて甘えていたいらしい。
朝も昼も夜中もなので、あーあもうっ。と思ってしまうが、絶対に怒らないでなだめたり、パソコンを触る時なんかは、お気に入りのかごごとテーブルの上において、なでながら・話しかけながら横にいるようにしたりしている。(今もテーブル上のかごの中)
昔より世話がやけるけど、でもこんなおばあちゃんになっちゃったチビマルもまたとってもかわいいのだ。ちょっと、ポーっとしちゃったりするところもね。

あとどのくらい一緒にいられるかな。
「あと10年くらい生きておくれ。」(私のエゴ)と思う反面、「それはちょっとチビマルかわいそうかな。」とも思う。
(動物は、そのときそのときを受け入れて生きてるだけで、長生きしたいだなんて思ってないからね。)
いずれにせよ、この先長くても短くても一緒にいる間は、できるだけ快適にすごさせてあげたいね。


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