イヌな生活
ご主人様の指が体から離れたことで 私は体から緊張が抜け、放心状態になってしまった。
ぼーっとしてると、ふっと体に冷たい風が当たって 音と気配から ご主人様がお風呂場から出て行ったのがわかった。
ガタガタ、て音がして‥不吉な予感。
でも、体を動かす気になれなくて 涙が残って潤んだ視界のまま、宙をみていたら ご主人さまの顔が、ひょいっと目の前に現れ
「頑張ったね、大丈夫?」
て頭をなでなで。
うきゅーーーーーーぅ。 その、その優しい視線が‥もうダメ。。。
潤んでた目に、嬉しくて別の涙が浮かんでしまう。 ぽぉっとしたまま、こくん、と頭をたてに振る。
それを確認するやいなや ご主人様は、ニコッと笑って
「うん、じゃ、次はうつ伏せね。 はい、四つんばい」
あぁぁぁぁ‥ orz
でも、もう、イヤとかどうとか考えることすらできなくて 人形みたいに、言われたとおりに姿勢を変える。
また、さ 私、後ろがにが‥すきなんですよ(T.T )
弱いポイントを的確にせめられて あっという間にイキそうになったのだけど、そこで
「イっちゃダメだからね、我慢しなさい」
て、やっぱり‥。
これがベットでなら イキそうになると止められて、ていう 苛められ方なんだけど お風呂場だからな‥ていう予想が
的中!
イキそうになっても、全然攻めるのやめてくれない。 むしろ激しくなるし。
イったらお仕置きされるって、わかってるから 必死で耐えたけど、やっぱり無理でした(T.T )
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