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■ 便箋
祐ちゃんが、手紙を書いてくれた。
きちんと糊付けされた、きれいな封筒を受け取る。 それだけで、私は子供のように喜ぶ。
祐ちゃんの手紙が大好きだ。
薄桃色の、線のない便箋に 祐ちゃんはきれいな字で文章を綴る。 ひとつひとつの言葉が丁寧に胸に響いて 祐ちゃんの思いやりに私はいちいち気づいてしまう。
『それから、
私はゆっくりとかみしめるように文章を目で追う。 『それから、 今年は華は実習に教採、卒論と 大変なことがたくさんあるけど 頑張りすぎないように頑張ってね。
ま、とにかく祐介めが常にお側におりますので』
2005年02月05日(土)
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