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■ よるのこと
祐ちゃんに愛されているとき 私は生まれてきてよかったと思う。
息を切らした祐ちゃんが、私に体重を預ける。 私は頭や背中を何度も優しくさする。 軽いキスをして、頬を寄せて、ありがとう、と言う。
そんなに頑張らなくてもよかったんだよ 私は祐ちゃんを抱きしめて言う。 こんなに疲れてるのに
だって、もったいないんだもん。幸せすぎて 息を整えながら、祐ちゃんがにこっと笑う。
祐ちゃんは、まるで壊れ物を扱うように 優しく優しく、そっと私のことを包むように抱きしめる。
2005年01月28日(金)
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