あたたかなおうち
華
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朝
朝起きると、祐ちゃんが隣に寝ていた。
昨日は忘年会だったので、始発で帰ってきたのだろう。
本当に無防備な寝顔をみせるひとだ。
私と選んだ白いカットソーのまま、着替えもせずに。
白が、よく似合うなあ、と思う。
私はおでこに口づけする。
ふいに祐ちゃんの腕が私を包む。
愛してるよ、華。愛してる
目を閉じたままで祐ちゃんが呟く。
寝言、なのだろうか。
ちゅちゅがまた元気に動き回るようになった。
ほっとした。
今度は私が元気になる番だね。
2004年12月23日(木)
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