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■ 依存
彼氏のいない友達の姿が、眩しく映ることがある。
私は、依存している気がしてならない。
友達に恵まれていても、 きちんと日常をこなしても、 将来の夢があっても、
祐ちゃんがいつも私の中にいる。
もしかしてもう、 一人では生きていけないのではないだろうか。
そんな話をすると、 祐ちゃんはちょっと困った顔をして、 何も言わずに頭をなでてくれた。
寝るときに、 電気を消して手をつないでから、 祐ちゃんが言った。
寂しいこと言わないでさ え? ひとりで生きてく、とかさ
寝返りをうって、こちら側を向いて、 祐ちゃんが私の頭をぽんぽんとたたく。
一緒に生きていきましょうよ
そうか。 人は支えあって生きていくんだ。
2004年11月15日(月)
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