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■ なくしもの
昨日はホワイトシチューにした。 寒い日が続いている。 もうすぐ、11月だ。
祐ちゃんが申し訳なさそうに、 指輪をなくしてしまったことを報告してきた。 私は、ついになくしたか、と思い、 いいよいいよ、と笑う。 祐ちゃんの身の回りを見れば、 なくすのは時間の問題だと容易に想像がついた。 机の上にも床にも、教材や資料が散乱した部屋。
かなり探したようだった。 子どものようにうなだれる祐ちゃんを見て、 私はなんだか切なくなる。 そんなに気にしなくていいよ 穏やかに声をかける。 それが余計にこたえるらしく 祐ちゃんは力なく頷く。
2004年10月27日(水)
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