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■ 2年目のハッキネン
2006年05月22日(月)
ど〜も、DTM(デスクトップミュージシャン)のマコ・ハッキネンです。
元F1チャンピオンのミカ・ハッキネンが現在参戦しているのは、同じDTMでもドイツ・ツーリングカー選手権のこと。ハッキネンは昨シーズンからドイツに渡り、長年苦楽を共にしてきたメルセデスでDTMデビューを果たし、デビューシーズンから早くもポールポジション1回、優勝1回をマークし、ランキングも5位とその才能を発揮しました。昨シーズンは後半失速してしまいましたが、今年は是非ともタイトル争いを繰り広げて欲しいものですね。
さて、今年はすでに全10戦中第3戦まで終わっているのですが、まず4月9日の開幕戦ホッケンハイムでは、若手ドライバーが多く出走する中、4度チャンピオンに輝いた経験を持つベテランのベルント・シュナイダーが2番グリッドから勝利を飾り、DTM40勝目を挙げ、タイトル争いに一歩先んじました。2位は9番グリッドから追い上げたトム・クリステンセン(アウディ)、3位にはハインツ・ハラルド・フレンツェン(アウディ)が入り、アウディでのデビュー戦を表彰台で飾りました。ハッキネンは表彰台にあと一歩届かず4位フィニッシュでした。
第2戦は4月30日にユーロスピードウェイ・ラウジッツで行われ、ジェイミー・グリーン(メルセデス)がポールポジションを獲得しましたが、スタートで出遅れ、1コーナーで2番グリッドのミカ・ハッキネンにリードを譲ってしまいます。しかしハッキネンは2回目のピットストップでトラブルがありタイムロス、トップの座を失ってしまいます。これでベルント・シュナイダーが首位に立ち、開幕2連勝を飾りました。2位はトム・クリステンセン(アウディ)、3位にハッキネンと、ハッキネンは2戦目にして表彰台に登り、今年も出だしは順調なようです。
第3戦オッシャースレーベンは先週末の22日に行われ、トム・クリステンセン(アウディ)がポールポジションから決勝スタート後もリードを守り、余裕の勝利を飾りました。2位はブルーノ・スペングラー(メルセデス)、3位はジェイミー・グリーン(メルセデス)で、開幕2連勝を挙げてポイントランキングトップに位置していたベルント・シュナイダーは今回のレースでは5位となり、クリステンセンがランキングトップに立つことになりました。また、ハッキネンは9位に終わりました。
第3戦終了時点でトム・クリステンセンが26ポイントでランキング首位、ベルント・シュナイダーが24ポイントで続き、ブルーノ・スペングラーが12ポイントで3位、その後にジェイミー・グリーン、ハインツ・ハラルド・フレンツェンとミカ・ハッキネンの3人が11ポイントで4位に並んでいます。 昨年シリーズチャンピオンに輝いたゲイリー・パフェットが今シーズンはF1でマクラーレンのテストドライバーになっているので参戦していませんが、今年はハッキネンにタイトルを獲得して欲しいです。F1ではあまりにも潔すぎる身の引き方だったので、DTMで是非とももう一花咲かせて欲しいものですな。
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