Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 仮説:F1ドライバーは見た目が大事?(2)
2006年03月03日(金)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March11)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -8days


 昨日のVoiceでは、ブサイクなドライバーはF1の世界で長生きできない、そして息の長いドライバーやワールドチャンピオンになるドライバーはイケメンやダンディなドライバーが多いというところまで述べたが、今日はその続きで、なぜそうなのかというお話。無論、仮説を唱えるからにはそれなりの根拠がある。

 まず、イケメンやダンディなドライバー、すなわち見た目が良いドライバーは、それだけで人気が出てファンも増え、それによってスポンサー獲得も容易になる。そしてチームにとっては、ドライバーの実力だけでなく人気も大事な要素となってくる。巨大なマーケティングの舞台となっている今日のF1界では、人気のあるドライバーを起用することでスポンサーも多く獲得することが出来るため、より多くのチーム資金を得ることが出来る。それゆえ、イケメンかダンディなF1ドライバーは、F1に長く生き残ることが出来るのである。

 しかし、いくら見た目が大事であるとはいえ、やはりF1はスポーツであり、基本的には実力主義であることには変わりない。しかもその世界最高峰のモータースポーツであるF1でワールドチャンピオンになるには、さすがに見た目だけではどうにもならないのも事実である。

 では、なぜワールドチャンピオンにイケメンやダンディが多いのか。

 もちろん先に述べたように、スポンサーの機嫌を取るという意味で、チームがより人気のあるドライバーを優遇することで、チーム内で優位な立場に立てるというメリットもある。しかし、ただトップチームに在籍していて見た目が良く人気も高いと言うだけでは、やはりワールドチャンピオンになることは出来ない。

 結論を言おう。見た目の良いドライバーは、実力も備わっているのだ。

 現在のF1界の“名手”“実力派”と言われるドライバーにイケメンが多いのを見ても、それはすでに実証されている。それは決して「強いドライバーはかっこよく見える」的なものではなく、F1ドライバーとしてみなくても、その辺を歩いているだけでもイケメンであるというドライバーがほとんどである。

 僕が思うに、生まれつき容姿に恵まれたドライバーたちは、レーサーとしての実力以前に、それまでの人生自体で優位な立場にあり、自信に満ちあふれているからではないだろうか。つまり、幼少時代からいわゆる“勝ち組”人生を送ってきたため、自分の中に確固たる自信を確立しているのである。そして、自信に満ちあふれた者は、得てして物事を前向きに、建設的に考えることが出来るため、向上心やひたむきさが向上し、結果的に才能を伸ばしていくことができるのだ。

 要は、結局カッコイイドライバーは、実力も兼ね備えているのである。

 では、日本人ドライバーはどうだろうか。それはまた明日のVoiceで。



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