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■ 祝!スーパーアグリ正式エントリー!
2006年01月28日(土)
【2006 Voice Rally Result】(Update:February6) Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)……… -9days
Voiceでもお伝えしてきましたが、FIAに来シーズンからのF1エントリーを再申請していた日本のコンストラクターズチーム「スーパーアグリ・フォーミュラ1」が、ようやく無事にFIAからエントリーを承諾されました!
ホンダエンジンを搭載し、佐藤琢磨を起用して来シーズンからのF1への新規参入を目指す、元F1ドライバーの鈴木亜久里率いるコンストラクターチーム「スーパーアグリ・フォーミュラ1」は、11月のエントリー期限までにエントリーフィーを納めることができなかったため、その後再申請の手続きをし、10チームからの承認が必要とされていました。 その10チームからの承諾は昨年12月23日にすでに得ていたのですが、当初年内にはFIAから正式にエントリーが承諾されるものと見られていました。ところが、そこでも手続き上の不備が発覚し、FIAの承諾は年明けに持ち越されてしまいました。そして年明け早々には発表されるだろうと思われていたのが1月中旬に持ち越され、さらにそれが伸びに伸びて、我々ファンもやきもきしながら朗報を心待ちにしていたのですが、昨日27日に、ようやくFIAから正式にスーパー・アグリ・フォーミュラ1に対し、これを正式承認したと発表しました!
FIAは「同チームからは規定の保証金を受領、また現在F1に参戦している全チーム一致のサポートを受け、FIAは2006年F1世界選手権への遅いエントリーを受け付けた」と声明。これを受け鈴木亜久里氏は「他のチームから受けたサポートを心から感謝すると共に、まもなく彼らと会えることを楽しみにしている。今我々は開幕戦バーレーングランプリでグリッドに着けるよう全力で仕事をしている。そしてそれが成し得ることを確信している」と語りました。 思えば、鈴木亜久里氏から「11番目のチーム」のF1エントリー表明が明らかにされたのは昨年11月1日のこと。やっとその夢の実現に道は拓けたことになります。
気になるドライバーラインナップについては、鈴木亜久里氏は「まもなく発表する予定」だと語っており、現時点ではまだ正式発表はありませんが、ファーストドライバーはすでに佐藤琢磨が内定していると伝えられています。そしてセカンドドライバーには、現在のところ井出有治の名前が浮上していて有力候補とみられています。もしこの日本人コンビのラインナップが実現したら、スーパーアグリはエンジンもホンダ、タイヤもブリヂストンで、まさにオールジャパンのチームになりそうですね!
さて、肝心なグランプリで戦うマシンについてですが、こちらは周知の通り、2002年に旧アロウズチームが使用したA23をベースに、シーズン序盤を戦うデビューマシンを現在急ピッチで開発しており、同時進行でシーズン中盤から投入予定のスーパーアグリ・オリジナルマシンの開発も進められているそうです。 アロウズA23はマイク・コフランがデザインしたマシンで、ハインツ・ハロルト・フレンツェンによってその年3回の6位入賞を飾ったマシンで、素性は良いと言われています。しかし、言っても4年落ちのマシンですから、例えホンダの技術で改良を施したとしても、苦戦を強いられるのは必至でしょうね。 また、シーズン中盤から新型マシンが投入されたとしても、やはりデビューシーズンですから、表彰台はおろか入賞するのがやっとといったところでしょう。
しかし!まずはレースに出場することが大事ですから!例え序盤は最下位争いを演じようと、シーズンを通して数回の入賞がやっとだろうと、あるいはまったくポイントを挙げられなかったとしても、スーパーアグリという日本のチームが、そして佐藤琢磨という日本人ドライバーがF1にいるだけで、無条件で応援しますぞ!
日本人ですから、誇りを持ってこの勇気ある日本チームを応援します!
とにかくスーパーアグリ・フォーミュラ1には、できる限り長い間F1の世界にとどまってもらい、いずれはタイトルを争えるチームに成長していって欲しいですね!まずはデビューに無事こぎ着けたスーパーアグリ・フォーミュラ1、おめでとう!
昨年はチームとしてはライコネンのいるマクラーレンと琢磨のいたBAR・ホンダを応援していましたが、今年はマクラーレンとスーパーアグリだな。BARは純正ホンダになったけど、この際別にどっちでもいいや……。
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