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■ MacはMPEG2無法地帯?
2005年03月31日(木)
えー、またDVD録画に関する話題です。この話題はもう何度か書いていますが、さっぱり意味がわからないという方は飛ばしちゃってくださいね。 さて、Barでもゆうきちさんがいろいろと調べてくださったのですが、市販のDVDのファイル形式が実はMPEG2で、Macで取り込んだ映像を初めからMPEG2で保存すれば、DVDに書き込む時にエンコードする必要がなくなるため時間がかからず、さらにMPEG2の圧縮の度合いを調整することで、本来1時間30分程度の映像しか書き込めないものを、2時間以上の映像も取り込めるようになるということは調べがついていました。 しかし、どうやらMacは、MPEG2不毛地帯のようです。つまり、Windowsでは標準でMPEG2形式をサポートしているのですが、Macでは基本的にMPEG2形式をサポートしていないのだそうです。根本的な部分では、ファイルシステムの問題があるようです。MacはVRフォーマット記録に使われているDVD用のファイルシステムをサポートしていません。(Win XPは標準でサポートしています)あとはMPEG関連ツールの不足ですね。Macで動作するMPEG2のファイルを直接編集・加工できるソフトは極端に少ないですね。(音声がAC3だったりすると壊滅的です)
ところが、先日MacでのDVD録画に関するサイトを教えていただき、何とMacでムービーファイルをMPEG2に変換できるシェアウェアを見つけることができました!このシェアウェアは「FFmpegX」というアプリケーションで、残念ながら英語版なのですが、日本語で使い方を解説してくれるサイトがあるので、何とかこのソフトでMPEG2に変換することができそうです。また圧縮率も調整することができるので、その度合いによっては2時間以上の映像も書き込むことができるようになりそうです。
ただし、圧縮する度合いを増やすと言うことは、当然その分映像や音声が劣化することを意味します。つまり、圧縮率が大きければデータ容量は少なくなりますが劣化が増え、逆に劣化を抑えようとすれば圧縮率を少なくするしかないのでデータ容量は多くなるといったように、圧縮率(データ容量)と画像や音声の品質は、反比例しているわけです。F1中継をなるべくカットせずにできれば全部入れてしまいたい、でも画質や音声の品質もなるべく落としたくない。そのどちらを優先させるかで、圧縮率のさじ加減が変わってくると言うわけですね。
しかしまあ、昨年まではビデオテープに3倍速で録画していたわけですから、それを考えれば多少画質や音声は劣化しても、より長時間の映像を書き込める方を優先した方がいいのかもしれませんね。
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