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■ また台風
2004年10月19日(火)
超大型で強い台風23号は19日午後10時現在、鹿児島県・沖永良部島の東北東約50キロを、時速約30キロで北東へ進んでいるそうです。強い勢力を保ったまま北上、20日朝に九州南部に接近した後、九州から東海に上陸し、本州を縦断する見通し。上陸すれば今年10個目。10月としては観測史上最多タイの2個目となります。
同庁によると、中心気圧950ヘクトパスカルで、最大風速40メートル。中心の東側260キロ以内と西側240キロ以内で25メートル以上の暴風、800キロ以内で15メートル以上の強い風が吹いているそうです。 21日午前0時までの雨量は多い所で▽四国太平洋側、大分県450ミリ▽九州南部、東海400ミリ▽山陰、四国瀬戸内側、近畿北部、関東、甲信350ミリ▽近畿南部300ミリ▽近畿中部250ミリ▽山陽、北陸、伊豆諸島、東北太平洋側南部200ミリ▽大分県を除く九州北部、東北太平洋側北部と日本海側150ミリ▽沖縄100ミリ――の見込み。 関東では21日にかけて大雨となり、特に20日夕以降に強く降る。風も20日夕から強まり、予想される平均風速は最大で22メートルに達する見通し。
沖縄では波の高さが9メートルを超える猛烈なしけとなっており、20日には西・東日本の沿岸でも大しけとなる見通し。台風の中心付近や西日本から東海の太平洋沿岸、瀬戸内海、大阪湾では20日昼過ぎから夜にかけて高潮の恐れもあるそうです。
今年これだけの台風を生み出しているのは、フィリピン沖の海上に発生する「エルニーニョもどき」と呼ばれる現象で、エルニーニョ現象と同じような現象が発生するようになり、それが台風となって日本へ上ってくるのだそうです。 「エルニーニョもどき」は、もちろん地球温暖化現象による地球規模の異常気象の一種。以前映画館で観た映画「デイ・アフター・トゥモロー」が少しずつ現実味を帯びてきているような気がします。
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