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■ F1ドイツグランプリ
2004年07月25日(日)
ミハエル・シューマッハが母国で今季11勝目、これに関しては予想通りといった感じでしたが、どうもしっくりこないレースでした。期待していたライコネンがミハエルと接近戦を繰り広げていて、勝負はこれからと言うときにウィングが外れるという恐ろしいアクシデントに見舞われ、あっけなくリタイヤしてしまうし、BARのバトンはいい走りを見せて2位表彰台を獲得するも、もう一方の佐藤琢磨は予選でも振るわず、決勝でもミスをして順位を落として8位止まり。クルサード4位とマクラーレン・メルセデスが速さを取り戻し、改良マシンMP4/19Bを投入したフランス以来3戦エンジントラブルがないのが、後半戦で期待できる要素にはなっていますが、もう誰もミハエルには到底追いつけないといった感じですね。
ミハエルと同じマシンに乗るバリチェロにももう少し頑張って欲しいのですが(ミハエルのサポートをするのではなく、ミハエルに勝負を挑むという意味で)、もはやバリチェロはフェラーリがミハエルに勝つことを許さないから、レーサーとしてのモチベーションをすっかりなくしてしまっているんですね、12位ですからねえ。
ほんと、ミハエルのコンビになるドライバーは不幸ですね。そしてフェラーリは残酷なチームです。あー、今シーズン圧倒的な強さでダブルタイトルを獲得したフェラーリが、「もうF1でするべきことはなくなった」とか何とか言って今季限りでF1から撤退してくれたら、F1はまた以前のように面白くなるのになあ。実際フェラーリは、もうF1でするべきことは何もないんじゃない?いやマジで……。
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