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■ ZARD、初コンサートの真相!?
2004年03月12日(金)
人気ボーカリスト・坂井泉水(いずみ)率いるユニット「ZARD」が今月、デビュー14年目で初めてのコンサートを東京・有楽町の東京国際フォーラムで行ったそうですね。初体感する“生ZARD”に観客は騒然。シングルだけで1700万枚以上を売った女王らしく、全編ヒットパレードだったようです。
坂井がスポットライトを浴びて現れた瞬間「ウオーッ!」という絶叫の声とともに一斉に立ち上がった。オープニング曲はNo.1ヒット曲「揺れる想い」。心地よい“癒やし系”ながら、ちょっと弾んだ歌声はCDと同じテイスト。だが、この瞬間の観客の興味は「歌より顔」。聴いているというより、「どんな顔?」とひたすら凝視している雰囲気。歌声に乗ることを忘れたファンたちがわれに返ったのは、1曲目を歌い終えた後の坂井の第1声でした。
「ZARDのライブへようこそ。きょうは最後まで楽しんでいってください」。ありきたりの言葉だが、独特のぬくもりがあり、何より落ち着いて見てみると、やっぱり美人。黒のスーツに後ろで髪を結んだ姿はどこか憂いもある。これで納得したのだろう。2曲目からはじっと聴き入り、6曲目あたりからは一気にヒートアップ……。
とまあコンサートの様子はこんな感じだったらしいのですが、やはり観客の興味は坂井の顔に集中したようですね。実は僕、ZARDには全く興味がないのですが、こんな話を聞いたことがあります。デビュー当時からZARDはテレビ出演や雑誌取材、ライブ活動などを一切おこなわず、その姿を公の場にまったく現すことなくアルバムのリリースだけというスタイルを貫き通してきたのだが、そのうちやや人気が下火になり始めたため、少しずつアルバムのジャケットで顔を出すようにして、「実は美人だ」ということをファンにアピールすることで人気を維持することに成功した。だが、それでも最近は様々な実力派女性ミュージシャンが出てくるようになり、めっきりZARDという名前を聞かなくなてしまったので、14年目にしてついに初ライブに踏み切った。今後は全国ツアーも予定されているようですから、またしばらくの間は、ZARDが話題になることはまず間違いないでしょう。うーむ、恐るべきZARDのマーケティング戦略!……しかし、これでもう全て出し切ってしまったわけですから、次に人気が下がり始めたら、もう打つ手はなさそうですね。
まだZARDの素顔がほとんど知られていなかった頃、「オレさ、今までみんなに黙っていたんだけど、実はZARDだったんだ」などというギャグを飛ばしてウケを狙っていたりしましたが、もうそのギャグもすっかり使えなくなってしまいました。
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