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■ 新宿駅前での出来事
2004年02月19日(木)
大学時代の友達と会うために、地下鉄新宿駅前の大きな交差点の前で立っていたときのこと、どこからか救急車のサイレンが鳴り響き、救急車が交通量の激しい交差点に進入してきました。救急車は「緊急自動車が通ります、道を空けてください」と放送しながら交差点を右折しようとしたのですが、何と驚くべきことに、対向車の車はまったく停車して道を空けることなく、何台も救急車の横をいそいそと通り過ぎていきました。その交差点には交番があり、交番に設置されているスピーカーからも救急車を譲るよう促すお巡りさんの声が響き、救急車が一瞬の隙をついて強引に割り込んで、ようやく対向車の車達は仕方なさそうにスピードを緩めて救急車を行かせました。
静岡では絶対に考えられない光景ですね。静岡では救急車がどこからやってきてどこへ曲がるのかに関わらず、サイレンの音が聞こえたら皆車を停車させ、道の脇に車を寄せて救急車の通過を妨げないようにします。しかも、どんなに渋滞していようとも、静岡では消防署の前の停車禁止区域は常に空いていますし、運悪くその位置に停車してしまった車はヒンシュクの対象にすらなります。
東京に住む人々は、人の命がかかっているかもしれない救急車を譲ろうともせず、我先にと救急車の目の前を平然と通過するほど急いでいるのでしょうか?それが東京の土地柄というものなんでしょうか?それとも、単にたまたまこの時だけだったんでしょうか?いずれにしても、見ていて何だか悲しい気持ちになってしまいました。
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