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■ F1、フェラーリの新型車
2004年01月28日(水)
昨日27日に、F1大本命のフェラーリが、イタリア・マラネロにおいて2004年型車となるF2004を発表しました。フェラーリのボス、ジャン・トッドが「新型車はフロント・ウイングが革新的で、みんな驚くだろう」と発表前に言っていましたが、実際に発表されたマシンは昨年のF2003GAの正常進化型で、とてもコンベンショナルなものでした。大きな特徴としてはホイールベースが短くなり、昨年よりもコンパクトになったこと、そしてコックピットの位置が後方にずれたことでしょう。
テクニカルディレクターのロス・ブラウンは「2003年シーズン、われわれは新しいレギュレーションにすぐにうまく対応したとは言えず、強い部分もあったが一方で逆に弱い部分もあったのが事実だ。しかしこのニューマシンはパフォーマンスの点でさらに重要なステップアップを果たしていて、私はこれが今までフェラーリの生み出したマシンの中で最高のものだ と思っている」と自信を見せていますが、今日から行われているバレンシアでの合同テストではまだシェイクダウンされず、M・シューマッハは昨年のF2003GAでテストを行いました。このためフェラーリの新型車は、まだテストできる状態ではないのではとささやかれています。
とはいえ新型車は今週末にもシェイクダウンされるようなので、その真価を見てみたいものですね。これで主立ったチームの新型車がだいたいで揃ったことになりますね。これまでのところでは、ウィリアムズ・BMWの新型車が最も速そうな感じですが、フェラーリの新型車がウィリアムズとどれだけの差を見せるかが見物です。
……それはそうと新型フェラーリ、先に発表されたトヨタの新型車ととてもよく似ていますね。比べてみると、昨年の暮れに騒がれたトヨタのスパイ疑惑が現実味を帯びてきます。やはりトヨタのスパイ疑惑は事実だったのか……?
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