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■ たけし、ベネチア国際映画祭で監督賞
2003年09月07日(日)
第60回ベネチア国際映画祭の審査結果が6日発表され、コンペ部門に出品された「座頭市」の北野武監督が監督賞に輝きました。日本人としては1952年「西鶴一代女」の溝口健二監督以来51年ぶり。合わせて観客賞などにも決まり、しめて“4冠”の快挙となりました。97年「HANA―BI」の金獅子賞(グランプリ)に続く監督賞。加えて一般の投票で選ぶ観客賞など二つの賞にも決定。3日に受賞したビエンナーレ(芸術祭)の「OPEN2003賞」と合わせて“4冠”と、もはや日本映画は北野作品とアニメでしか世界に通用しないかのような雰囲気です。
とはいえ、僕は北野作品は「その男、凶暴につき」と「BROTHER」しか観ていないんですよねえ。イメージ的にやくざ映画の印象が強くて、何となく観ないままここまで来てしまいました。ただ今度の「座頭市」に関しては、時代劇の中にタップダンスを取り入れたりとエンターテイメント色が強く、人気の勝新太郎作品のリニューアル版ということもあり興行的にも期待できそうだし、何と言っても「観たい」という欲求に駆られる作品だと思います。劇場に足を運ぶかは別として、グランプリを受賞した「HANA―BI」とともに、いずれは観てみるつもりです。
それにしても、おすぎはこの「座頭市」をけちょんけちょんにけなしているみたいですねえ。何でも「マトリックス・リローデット」が10点満点だったのに対し、「座頭市」はわずか2点、「ドラゴンヘッド」よりも「英雄」よりもずっと下の評価だったんですねえ。あんたはイケメンが出ていりゃそれだけで満足なんかい!おすぎの映画批評は、ピーコのファッションチェック並にあてになりませんね。
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