Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 お騒がせタトゥー帰国
2003年07月01日(火)

 初来日でお騒がせ続きだったロシア人女性デュオ「t.A.T.u.(タトゥー)」が今日、ロシアへと帰っていきました。日本では生放送の「ミュージックステーション」への出演キャンセル、それにファンイベントも中止となり、関係者達は生意気なガキどもに振り回されるだけ振り回されたという感じですが、しかしあの若さで(若さ故か?)あれほどわがままな外国人タレントも珍しいですね。

 生放送の「ミュージックステーション」では、オープニングに登場したものの、いざ歌を披露という場面でいきなり出演を拒否し、司会のタモリも「何が気に入らなかったのでしょうか?」と困惑するばかり。その後の記者会見で彼女たちは「私たちはロシアからはるばるやってきた、当然私たちだけ単独で扱われるべきなのに、他の日本人アーティスト達と同じ場に置かれ、疎外感を感じた」と出演拒否の理由を明かしていますが、やれやれ、一体何様のつもりなんでしょうかねえこの小娘どもは。曲はいいけど歌は大して上手くもないくせに。自分たちがビッグスターだとでも思っているのでしょうか?

 そもそもこの一連の騒動は、話題性づくりのために初めから仕組まれていたものだとも言われており、それが事実ならば日本の業界はまんまと彼女たちの宣伝の道具として使われてしまったと言うことになりますねえ。僕は元々このタトゥーは全然興味はなかったのですが、このスキャンダラス性を狙った宣伝効果は、果たして効果があるのでしょうか?ま、タトゥーファンなら「そんなアウトローなところがいい!」と思うのかもしれませんが、僕にしてみたらこのファンを馬鹿にした態度はまったく理解できませんね。僕も音楽業界に身を置いているだけに、こういう馬鹿で身の程知らずな人間とは仕事したくないですね。まあ彼女たちのタレント生命は、それほど長くは続かないとは思いますけど。

 彼女たちへのギャランティは未払いの状態らしいですが、これ、当然払う必要なんてありませんよね、むしろ損害賠償を請求してもいいくらいです。今年の11月に彼女たちは再び来日しライブを行うらしいのですが、もう来なくていいよ。


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