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■ 琢磨がモナコにいなかった理由
2003年06月03日(火)
モナコグランプリは、土曜日の最終予選の前のセッションでBAR・ホンダのジェンソン・バトンがクラッシュして予選、決勝を欠場したわけですが、リザーブドライバーであるはずの佐藤琢磨がモナコにおらず、決勝はビルヌーヴの1台体制で臨んだわけですが、そのビルヌーヴもトラブルで結局完走はなりませんでした。
なぜ琢磨はモナコにいなかったのでしょうか?リザーブドライバーなら、レギュラードライバーに何かあったときにいつでも交代できるように、少なくとも予選終了まではチームと帯同するべきだと思うのですが……。チーム側は「ヨーロッパ・ラウンドにおいては佐藤琢磨は自宅にスタンバイし、緊急時に必要があれば電話で招集することになっていた。今回バトンがアクシデントに遭った際、その容態から日曜日の決勝レースには参戦できる見通しだったため、琢磨を呼ぶという決断はチームによってされなかった。」と言っていますが、いきなり電話で呼んでマシンに乗せるというのもどうでしょうか、琢磨が現地にいなかったこと自体が問題だと思うのですが……。
琢磨がモナコにいなかったのはチームの意志なのか、それとも琢磨地震の意志なのか知りたいですねえ。琢磨は以前「自分の出られないレースを観戦するほどフラストレーションが溜まることはない」とコメントしていましたが、もし琢磨自身が「どうせ自分は出られないから」と言う理由で現地に赴かなかったのだとすれば、それはリザーブドライバーとしての自覚が足りないのではと思います。あるいはチームの意志だった場合、リザーブドライバーって、いったい何のためにいるのかと言うことをもう一度よく考えて欲しいものですね。解せない週末でした。
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