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■ マツダイラ誕生秘話(2)
2003年01月23日(木)
Maxiさんの掲示板で「架空自動車CMシリーズ」が大繁殖した頃、僕はプレイステーションソフト「F1チーム運営シミュレーション」というゲームを買い、早速やってみようというときにチーム名を何にしようかと悩み、『マツダイラ』というコンストラクターでF1に参戦しようと決めました。当然掲示板の「架空自動車CMシリーズ」でも「マツダイラF1を応援しよう!」などというキャンペーンじみたものも織り込ませ、他社(?)との熾烈な戦いに対抗したのでした。
で、この「F1チーム運営シミュレーション」におけるマツダイラの戦績は、当時立ち上げたばかりの僕のHPで「マツダイラレポート」として、随時克明なレポートを掲載していました。僕自身、モータースポーツジャーナリストになりたかったこともあり、文章を書くのも好きなので、それはそれは大量の文字量でした。しかしよくよく考えてみたら、単なるゲーム上のレースレポートにこれほどエネルギーを注いで時間と労力を費やすのは、はっきり言って無駄だし、誰も興味がないだろうと思い、「マツダイラレポート」は廃止、「レースレポートを書く」という行為は、実際のレースをレポートする、いわゆる「F1レポート」に活かされることになりました。
しかし、あれだけ大量に書き貯めた「マツダイラレポート」を封印してしまうのはもったいない、それこそそれに費やした時間を無駄に終わらせてしまうと思い始め、何とかこの「マツダイラレポート」を使って何かできないものかと悩みました。そして思いついたのが、小説化でした。 もちろん「F1チーム運営シミュレーション」というゲームは、ただ単にF1の12番目のチームとして参戦し、他の実在するライバルチームと争っていくというもので、チーム名を決めてスポンサーと契約し、それによって得た資金でドライバー、エンジン、タイヤ、ガソリンを選び、1レース1レースに参戦しながらマシン開発やテストを重ね、さらにシーズンを重ねてワールドチャンピオンを目指すという、至って単純なゲームです。なのでこのレース結果をベースに、まずはF1参戦に至るエピソードなどを創作し、F1参戦後もただ単純にレースの模様を描くのではなく、様々な人間模様を盛り込んだF1小説を書こうと思い立ったのです。
「マツダイラレポート」をご存じの方も何人かいらっしゃると思いますが、せっかくあれだけのレポートを書いたので、レースシーンなどではあのレポートの使えそうな部分を一部引用しますが、基本的にはシーズン中も「マツダイラレポート」のようなレースレポート形式ではなく、それを取り巻く人間模様がメインになっていくと思います。F1小説「マツダイラ」、今後の展開にご期待下さい。
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