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■ F1ベルギーグランプリ、完全消滅
2002年12月12日(木)
F1ベルギーグランプリの復活の可能性が完全になくなってしまいました。FIA(国際自動車連盟)は先月28日、イギリス・ロンドンでF1委員会を開き、「タバコ広告無しでベルギーGPを走ることについて、各チームによる合意が得られなかった」という理由で、2003年のF1カレンダーからベルギーGPを除外することを決定しました。 しかしベルギー国会は、FIA側が「全面的なタバコ広告禁止令を2006年の終わりから実施するのであれば、2004年シーズンにベルギーGPを再びスケジュールに加える考えを持っている」との見解を示したこと、グランプリ開催による地元への経済効果が2500万ユーロ(約31億円)にも上ることから、法案の施行先送りについて再検討し、施行予定の国内でのタバコ広告禁止令を、EU各国と同じ2006年に先延ばしにするか否かの投票を行いました。
しかし結果は賛成71、反対77、棄権2で否決となり、2003年8月からの施行が正式に決定。これにより世界屈指のドライバーズ・サーキットとして知られるベルギーGPの2004年からの開催復活は事実上なくなってしまいました。通算5回のワールドチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ(フェラーリ)にとって、ベルギーグランプリはデビューの地であり、また初優勝した地でもあり思い出深いサーキット。しかしその彼のベルギーグランプリ復活の願いも届かなかったのでした。
話は変わりまして、新宿南口にあるコインロッカーに、ジャック・ビルヌーブ(BAR・ホンダ)の写真がディスプレイされているそうです。このひときわ目立つ写真はELLEやVOUGUEなどで活躍するファンション・フォトグラファーのハンス・シュミットが『TRIBE ART』の一つとして撮影されたもので、来年の1月まで掲載される予定だそうです。
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