Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 「A.I.」を再び観る
2002年08月21日(水)

 例の大きな仕事の手直しを終えて、夕方営業さんに手配を済ませてきました。プレゼンテーションは今週金曜日、あとは営業さんの手腕に任せて、僕はあとは自分の出した案が採用されるように祈るばかりです。他社がどんな企画やデザインを持ってきているのか、あるいはクライアントさんが僕の出した案を気に入ってくれるかどうかはもはや運次第なのですが、結果はどうあれ自分なりの答えを出したつもりなので、あとはもう何も考えないようにしたいと思います。

 さて、話は変わりまして、先日「A.I.」のDVDを買ったのですが、今日は仕事が終わったあと家でそれを観ました。映画館でも観たのですが、改めて観て、切ないけどいい話だなあと思いました。このDVDには他にもメイキングや関係者のインタビューなどの特典映像なども盛り込まれていて充実した内容になっていました。

 構想は故スタンリー・キューブリックが80年代半ばから温めていたようなのですが、キューブリックからスピルバーグに監督の要請が出て実現したこの映画、キューブリック色とスピルバーグ色が見事に融合された作品だと思います。現在公開されている「タイムマシン」では、80万年後の世界でも現代の人類とまったく同じ形態をした人類が存在していましたが、「A.I.」ではわずか4000年足らずですでに人類は絶滅しており、まったく新たな生命体が地球を支配していたのが興味深いところですね。劇場で観たときは、海に沈んだあと「これで終わりかなあ」と思っていたらまだその先があって、しかもその先の話がえらく切なかったのが印象的でした。

 で、今日観て思ったのですが、その最後の部分で主人公のデビッドがお風呂でお母さんにベッカムヘアにされていたのですが、あれはやっぱりベッカムに掛けているんでしょいかねえ?ベッカムもデビッドだし……。


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