それもまた一つの人生...文月

 

 

一番うれしい言葉 - 2005年05月10日(火)

生理周期8日目。

相変わらずウツウツとした気分からイマイチ抜けられません。
自分がダメなときに人の幸せなんて願えないし祝えない。

2回目の人工授精がダメだったくらいでこんなに鬱になってたら
9月からはじまる出産ラッシュに耐えられるんだろうか。

9月…高校時代の友人M。
10月…小学校からの友人T。
11月…ダンナのいとこのTちゃん。
12月…妹。

なんで今年に限ってこんなことになってんだろう。
もちろんみんな無事に元気な赤ちゃんを産んでほしいと思う。
でもおめでとうって100%の気持ちでは言えない。
大切な友人すら妬ましいと思う。

他の人と比べても仕方ないし
妊娠できないから人より劣っているわけじゃないのに
どうしても劣等感を抱いてしまう。
こんなんじゃダメだってのが分かってるだけに余計つらい。

ここ数日、私が抱いているこんな気持ちについて
何となくダンナに話してみた。
ダンナはちゃんと話を聞いてくれるし、厳しいアドバイスもくれる。
でも、どんなに言葉を重ねても伝えきれないもどかしさがあって
話せば話すほど傷が深くなっていくような
ダンナと自分の距離がどんどん開いていくような気がした。

ダンナに話しても楽にならないことってあるんだな。
少し悲しい気持ちになっていたら、ダンナがぽつりと言った。

「オレが本当に言いたかったのは、文月の力になりたいってこと。
こんなオレやけど。」

何だか涙が出た。嬉しかった。
本当に久しぶりに心からありがたいなって思えた。
一番嬉しい言葉をありがとう。
ほんの少し、元気をもらえた気がします。


...




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