禁煙1ヶ月達成記念 - 2005年05月01日(日) 生理周期26日目。(高温期12日目) 煙草をすっぱりやめてちょうど1ヶ月。 最近は「吸いたい」という衝動もまったく起きない。 ニコレットがなくても全然大丈夫になった。 でもやっぱり1日に何度か煙草のことを考える。 「あー本当に吸わなくても平気になっているなあ」とか 「今まではこんなときに煙草を吸っていたよなあ」とか。 体からニコチンは消えても長年の習慣はなかなか消えないからね。 煙草を吸い始めて15年。 過去何度も禁煙にチャレンジしてその数だけ失敗した。 禁断症状の辛さは本当に身に染みて分かる。 禁煙に成功している人はほんとに意志が強い人だと思っていたし だから自分には絶対無理だなって思っていた。 「妊娠したらやめる」 周囲にはそう宣言していたけど、本当は全然自信がなかった。 不妊治療を始めてもしばらくは禁煙する勇気がなかった。 今回禁煙してみようと思ったきっかけは何だろう。 やっぱりヘビースモーカーの妹が妊娠して禁煙したことかな。 妊娠する前に禁煙する練習をしておこうと思ったし 何より不妊治療している身で喫煙はイカンやろうと。人として。 最初の3日間、減煙作戦の頃が一番ツラかったなあ。 あと数時間ガマンしたら1本吸おうとかそんなことばっかり考えてた。 こんなに煙草に振り回されるくらいならすっぱり止めた方がラクだと思った。 イライラはニコレットで何とか抑えられた。 「禁煙」は自分には耐えられないくらいツライことと思い込んでいたけど 覚悟していたほどではなかった。 煙草を吸わないと何でこんなにイライラするんだろうと思い ネットでいろいろと調べてみた。 ニコチンはセロトニンなどの神経伝達物質にとてもよく似ていて これらの代わりに興奮や沈静、リラックスなどの神経活動を作り出す。 煙草を吸うと「落ち着く」「ホッとする」っていうのは ニコチンがセロトニンの代わりをしていただけらしい。 そしてそのセロトニンはだんだん自分で分泌できなくなる。 そうするとイライラするからニコチンを補給してやらないといけないという仕組み。 そうか、こんなにイライラするのは脳の中のセロトニンが足らないからなんだ。 眠くなったり悲しくなったりするのもセロトニン不足のせいなんだ。 イライラの仕組みが分かると、以前ほど辛さを感じなくなった。 理由が分からずイライラするのとは全然違うと思う。 セロトニンが自力で分泌できるようになるまで2週間〜1ヶ月。 煙草を吸わなくてもイライラしない普通の状態に戻りたかった。 そして1ヶ月。 朝起きて口の中が気持ち悪いとか喉がイガイガするということがない。 息や指が煙草臭くない。 煙草がないとかこの場所じゃ吸えないとかでイライラしない。 カバンの中がタバコの葉っぱで汚れない。 吸わなかった煙草 640本。 浮いたタバコ代 8640円。 延びた寿命2日10時間40分。 禁煙して本当に良かったと思う。 これからもずっと煙草には無縁の生活をしていきたい。 ...
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