| 2008年05月18日(日) |
ジジババとは孫に甘い生き物なり。 |
両親が今日採ったという山菜を持って我が家を訪ねてくれた。
着くなり早速手土産のバナナでユキを餌付けしようとする父。これだからジジババは(笑)
本能がそうさせるのか、ユキは食事に関する事柄は覚えるのが早かった。 いただきますは?というと手を合わせておじぎしたり、ごはんだよと言うとハイローチェア(ユキの食事用椅子)に座って待っていたり。 なのに、おいでとかそういった言葉には全く反応しないんだから嫌になるよ。まぁ、それはさておき。
ユキはまんまと父の策略にはまり、バナナ目がけて父の元へ(父ではなくバナナ目当てってあたりが‥) その時立ったままバナナを食べようとしたものだから「ユキ、おっちゃんは?」と言うと、おとなしくそれに従い床に座った。 それを見たうちの両親 「えらいねー!すごいねー!」
ものっすごい褒めっぷり(笑)
子は褒められて色んな事を覚えていくとよく聞くし、私もこういう時は褒めるようにしてるけど(おかげで何かする→拍手するまでが一連の動作だと勘違いしてるフシが‥)ジジババのは大げさすぎ!
私もいつか孫ができたらあんな風になるのだろうか‥。
特に父のジジバカっぷりが目に余る今日この頃。 私が子供の頃、決して子煩悩とは言えなかった父。 正直、小さい頃あまり父に良くして貰った記憶が無い。いや、記憶が無いだけで可愛がってはくれてたんだろうけど。 母曰く 「若くして親になったから気負いみたいなものもあったみたいよ」 とのことだが、そんなの子供には関係ないじゃん、なんて思っていた。
父を見ていると、自分の子供にできなかった事を孫にする事で、過ぎ去った時を取り戻しているかのように思えてくる。
当時父が感じていた気負いだとか、余裕の無さ故に厳しくしてしまう気持ちが親となった今なら理解できる。 だからってそれを肯定するつもりはないけれど。
うちの父に限らず、子を持つ親は皆、そういった後悔のような部分も持ち合わせているのではないかと思う。 その内容や後悔の度合いは人それぞれだろうけど。親だって完璧な人間じゃないからね。
自分の子供に対して、ある程度の年齢に達するまでは親としての責任があるから甘やかすだけではいられない。 だけど孫は違う。親がムチなら祖父母はアメってとこか。
孫にとっても祖父母はありがたい存在なのかもね。
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