『DAY AFTER TOMORROW』という映画を、観たことがありますか? このところ、子供も一緒になって、よく映画を観ている。 このDAY AFTER TOMORROWは、今すぐにでも起こりそうな 地球レベルの自然災害の話だった。 国立図書館に避難した青年達が、そこのある本を燃やし続けて、 なんとか生き残ったのを受けて、 『ウチにある本や家具を燃やしても、ほんの数時間しか生き残れないネ』 と私が言うと、娘が負けん気で 『車に逃げてエンジンをかけておけばいいんじゃない?』 ってきりかえす。 ダメだよ。映画の中の設定では、ヘリコプターのガソリンが 凍ってしまったんだよ。−100℃なんだよ。 だから車のガソリンだって凍ってしまう。 そんな低気圧の渦巻の目にはまったら…、 死に方としては、楽かもしれないが、ホントに即死だ。 どう思う? 今回のスマトラ沖地震よ。 台風だって、今年はおかしなコースばかり通ったじゃないの。 映画の話が、それほど遠い内容じゃない気がする。
2005年、日本は戦後60周年を迎えるけれど、 母からよく聞いた、戦後の“我慢”をもう一度、 私達は思い出してみてもいいんじゃないか!? そろそろ、日常を、質素に戻していった方が、 いざというとき、苦しまなくて済む気がします。
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