カラスは、そのぉ…何つうか、エライッ! 好きじゃぁないけど、あなどれない、 気になる存在なのだ。
以前、夫と奈央が突然、1羽のカラスに奇襲攻撃…と言うか、 すれすれギリギリをビューンと飛ばれて、コワ〜い思いを したコトがあった。 私はベランダに出て『行ってらっしゃ〜い!』と呑気に 見送っていたのだけど、本当に、カラスが夫の頭をクチバシで 突き刺すんじゃないかと、一瞬怖かった。 どうやら、近くに巣があって、孵(かえ)ったばかりのヒナが いたようだ。 親が子供を守っていたんだね。 野鳥の会の人の話では、ヒナが孵る6月頃が、いちばん カラスが攻撃的になるのだそうな。
幸か不幸か、ウチの目の前は小学校なので、 子供達が襲撃されないように、カラスが凶暴化する6月頃、 ヒナごと一緒に巣が撤去されてしまう…。 残酷だな…。 場所が小学校前でなければ…と思う。 『ヒナを生む前に巣を撤去すればいいのに』と抗議するヒト。 『自然の営みに手を加えていいのか』と文句を言うヒト。 ゴミを荒らすのは、人間の方が悪いのかカラスが悪いのか! 解釈の仕方で、人によってホントに違ってる。 見る角度や立場や、好き嫌い。 豊平公園のカラスは、水飲み場の水道の蛇口をちゃんと クチバシで開けて飲んでいた。 結構やるもんだ…よね!
カラスは…どこか人間臭いなぁ。
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