ここ何件かの自然災害では、自治体や国や自衛隊の助けを 待つ間、自分達でも何とか助かりたいぞ!とガンバル姿が 多く見られたよね。 台風で立ち往生したバスが、だんだん浸水する中で、添乗員 の指示や乗客のアイディアも併せて、無事に生きて救助され た事件もそう。 今回の新潟県中越地震の中でも、空から見える場所に大きく “SOS”って書いて救助を待った人々がいたり…。 3日目にしてようやく現地に救助班がたどり着いた!な〜んて いう地域もあったので、そこの人達は、お互いに自力で持ちこ たえていたワケだし…。 それにしても、ひとたび道が寸断されると、どうしようもなく お手上げ状態になっちゃうモノなんですね。
小さな子供を持つお母さんが、夜中に届いたオムツを受け取る のに、真っ暗な体育館の中、スミマセン!スミマセン!って 謝りながら、その腕には、不安と不快で泣く子供が居て、そんな ニュース映像をテレビで見ていたら、胸が痛くなりました。 札幌市白石区南郷通6丁目北に、市の防災センターがある。 今日はそこへ行ってきました〜! 実際に、ダイニングテーブルセットに座って地震の体験が出来る コーナーがあり、本当にあった地震のシュミレーション体験をし ながら、ガスコンロや湯沸かしのスイッチを止めて、更に避難路 を確保するために、ドアを開けてそのドアを椅子で固定する! そこまでを自力でしなくてはならない!というコーナーなのだ! 私たち家族は、阪神淡路大震災と同じ震度6.5を、35秒間だけ 体験する!という設定で、お願いしました。 いざ揺れ始めると、結局どこにもつかまれず、子供をテーブルの 下に入るよう指示しても、あまりの揺れの大きさに必死でした。 これが事実なんだ…。紀斗は大泣きしてたよ。 本当に地震がきたら、こんなにも自力で動けないモノなんだ…。 防災センターでは他にも、2階建ての2階から、煙に巻かれた状態 で、姿勢を低くして、口を押さえて、後ろ向きで階段を下りて外へ 出る訓練も受けました。 ステージでもよくあるスモークを、煙の代わりに使っていたんだけ れど、コレが本当の有毒ガスだったら、きっと苦しくて、冷静では 居られないな〜。 あとは、消化器の練習や、119番通報を公衆電話からかける練習 人工呼吸の練習、3D映画(15分)、そんなメニューで結構子供も、 楽しんでたなぁ。 頼むから、自然よ、おとなしくしていておくれ! そう祈るのみ…ですね。
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