Happy Go Lucky

2004年09月03日(金) 蒸し暑かった日

夕方、晩御飯の支度中やけに外が賑やかしい。
消防車やパトカー、救急車のサイレンがすごい。
それも1台2台どころの騒ぎぢゃなくって。
窓から外の様子を見てみると、家の前や、家の前の川向こうの公園に
人だかり。皆の目線は、水の引いた川。ん?なん?

レスキュー隊が何人か川に降りてなにやら作業をしている。

1号「ママ、何事?」

学校から帰った1号が問うが。。「さぁ?」

うちで遊んでた2号、3号を含めその友達軍団総勢9人も
尋常じゃない騒ぎに「どしたんどしたん?」

子供達に家から出ないように指示して1号と外へ情報収集。
大渋滞の車をぬけて公園へ行った。

夕方5時過ぎという時間で、犬の散歩の人や、ジョギングの人、
学校帰りの人、仕事帰りの人、近所の人でごった返している中
知った顔を発見。

上にはヘリコプターも来た。

「何があったん?」
「子供が溺れたみたい。」
「え?水ないぢゃん?」

川の水は引いて、川底が出ている状態なのになんで?
川底の形状で、所々水溜りはあったけど・・・

子供3人がカニ採りに川に降りて遊んでた。そのうち1人が水溜りと思って
渡ろうとした場所は、、、、水深4mもあった。。

最初レスキューの人も水深がわからず、シュノーケルだけだったけど
ボンベを装着し、川底へ。
引き上げられた子は、真っ青で動かない。すぐさま蘇生が行われた。
あたりは騒然としていた。家を見ると心配そうに窓から覗く子供たち。
暫く心臓マッサージが行われたのち、救急車で搬送された。

夜のニュースでわかった。
溺れた子は、9月1日新学期とともに転校してきた近所の1年生ということ。
残念ながら、助からなかったこと。

同じ子供を持つ親としては、やりきれない思い。。
子供に先立たれる親の思い。。
一緒に遊んでいた子の心情。。
持って行きようのない気持ち、怒り。。

日頃から我が子にもうるさい位注意はしてるけど
あらためて皆で話をしてみた。

・・・・なんともいえない日だった。。。



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りか

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