今更ながらパサジェルカの葉書をみて、国吉康雄の絵だったんだ〜としみじみする。 わたし、この人の絵が前から好きです。 戦前にアメリカで活躍した日本画家特集というと必ずこの人の絵をいろんなところでみる機会があって、昔、波止場かなんかの男女の絵を見たときに作者の名前を覚えました。関東でこのひとの展覧会とか見る機会はほとんどなくて、いつもどこかの企画展で偶然一枚二枚ぽつぽつといった感じですが、そのたびに「素敵素敵」((C)ヘンリー卿)と立ち止まってしまう、マティスと共にずっと私のアイドル画家です。(笑) 濃い色で語られる波止場も普通の肖像絵ぽいのも、旅の中で浮遊するさみしさをかんじて、じわじわと心にせまってきて、どうしても記憶から忘れることができないような感じ。 パサジェルカも自分の足のつかない海の上という設定で、おぼつかない気持ちになってゆくような話なんでしょうか。(かなり勝手に想像中) 堅い話になってすいません。
まだチケットはとっていないんですけど、 ↑この劇に今回実家の母を連れて行こうと画策中です。 問題はAキャスにするかCキャスにするかなんですよね。 初ライフ体験の母には、まずは王子をみせておいたほうがいいのかなあ、 母の役者の趣味から言うと曽世さんとか好きそうなんだけど、とか考え中。 ちなみに私の趣味は彼女は誤解している。 きらきらした王子様タイプが好きと思い込んでいるらしい。 もう小学生じゃないんだから、ママっ!! ……高根さんはきらきらした王子様ですかね?どうだろう。 ちょっと自分の感覚に自信がもてない今日この頃だったり。
アマゾンからいくつかの本が届く。(またかよ) これを読んだら、もう読むものがなくなるからと、 最後まで踏ん切りがつかなかった「魔性の子」をついに買ってしまう。 十二国記、 これであたしも、 いつでるかしらぬ最新刊を待ち続ける女の仲間入りです、ふっ。(泣笑)
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