2004年09月13日(月) |
踊る二日間(ドリアンネタバレもちろん) |
家の仕事を放棄した(いつもか?)土日の行動。
まず11日の土曜日の昼は「轟天VS港カヲル」を観にサンシャインへいきました。キモノを着ているうちに時間がなくなり、なぜか東池袋に着いたときにはすでに5分前でしたので、紬着て、駅から文化会館4Fまで走りました!で着いたのががんばって2分前。そしたら一緒に行くはずのyokoからメールが 「遅れますが心配しないでください」 ハイハイハイ。心配しません〜。 彼女はいつも結構待ち合わせは遅れるんです〜。 しかし今回は 「間違えて新宿に行こうとしちゃって、遅れて…」 ドリアン上演している劇場に足がむいたらしい。 それって、ドリアンみたいっって心のどっかに思っていたからの、本能だったのかしら?(爆)
劇はばかばかしいんだけど、おもしろかったです! yokoはミスチルをけり、わたしはバクチクをけって(わあ、ダブル櫻井だv)サンシャイン劇場にいった甲斐はあったというのです。 ワンショルダーの黒のアチョーな姿の轟天と、プレスリー張りに白のきらきらで肥満な港カヲルがでてきただけでなんだか楽しい気分になるのはなんででしょう。 あらすじはですね。 愛人の元(34人のカヲルの喜び組とその他)にいったまま、戻らないのに愛想をつかした妻が轟天を殺し屋としてやとう…という話です。 主役2人が濃い上に、妻は片桐はいりでキルビルのリューシーのようなキモノを着ているし、喜び組はメイド姿だし、特別ゲストに新感線の健ちゃんはでてくるし、お土産にオモテは轟天、ウラは港カヲルの度アップ写真のついたうちわをもらえるし、轟天が悩んだり、カヲルのギャグがうけなかったりした時にこのウチワを振って激励するという参加型劇であごが外れそうになるくらいわらいました。(新感線ってこのパターン多い?) でもなんと言っても、濃い人の中で一人薄いクドカンが女子高校生なミニスカート姿だったのがインパクト大でした…。
ああ、あとで、ドリアンはかきます〜。中座します。
***戻ってきましたv夜ご飯たべてきました。夜10時10分です…。
12日夜、紀伊国屋サザンシアターに「ドリアングレイの肖像」トークショーつきの高根ドリアンバージョンをみてまいりました!んで、この人たちは、まず内容よりも言わせてください。 明らかにでかく、みたこともない程かっくいい男子が三人が並ぶと壮観ですよ!!ああ、視線の快楽ですね、もう、うっとりです。 笠原さんの燕尾服の着こなしのきれいさ、大ちゃんの頭の小ささ、 なにより高根のさわやかな澄んだ笑顔! わんだふるでございます。 正直私は天使が無邪気に急激に堕ちてゆく恐ろしいような山本ドリアンを先にみてしまったので、その衝撃以上のものがあるのかなあと心配してはおりましたが結構大丈夫でした。 インパクトとか衝撃というよりはゆるやかにオチル綺麗な上品な青年を線細く演じてました。 外見の大きさからは、ん?と思うほど(ごめんなさい、)華やかなキュートな青年で、山本サンほどの急激ではないけれど、するすると身を持ち崩してゆく青年でした。 わたしはこれはこれで○かな。(高根に無抵抗…) 笠原さんとのかけあいではすっかり「慕ってます!」な視線のまぶしさまでがきらきらとしてかわいかったです。18年にわたる親密なつきあいを決別する場面でヘンリーに頭をなでられる場面もはかなくて哀しかったです。ただ……1幕のバジルの「動かないでドリアン、いい子だから」はちょっと苦しかった気も、ぐほっ、き、聞かなかったことに、いや、大ちゃんいいにくい言葉なのか、噛んでだ。大ちゃん、そんなにそのセリフいいにくいですか?山本サン相手だと、普通に言っていたじゃないですか。…ナミダ、フク。 ああ、肖像画がね。綺麗な20歳くらいの青年から、ちゃんと少しずつ醜悪な老人に代わってゆくんですが、高根さんの肖像画は山本ドリアンのみたくないほどの凶悪さと邪悪さはなくて、「年とったら、この人、こうなるのね」位にしか感じられなかったのが残念ざんす。やるならもっともっと悪魔チックに書いちゃってくださいませ。ドーンと来い、肖像画だ! あとは…気が付いたところはないかな?思い出したことがあったらまた書きますね。 そうそう、昨日の隣の席の30歳代位の女性が開演前に一心不乱に「トリブラ」読んでたのが気になった。 「そうですよね!これ、いいっすよね!」とか話し掛けそうになった。(迷惑です)
終演後はmitoとyokoでまっすぐに呑み屋に行く。個室を選び、パンピーに聞かれないように注意をはかり、きゃきゃと皆、今日出た役者のどれだけ素敵かについてを延べる。これがライファーになって一番楽しいことかもね。 mitoはこの前日に初めて「ドリアン」(C)をみたんですけど、その日家に帰ってからも興奮が収まらなかったのか、私が2ヶ月くらい前に貸した「リリーズ」(ブラン)DVDを流しながら、12日のトークショーのためのデジカメの露出調整などをうっかりしていたら、 「愛してると言ってよ」が始まってしまい、 「なに〜?まだ劇、はじまったばかりじゃん!」 とあせり、くいいるように劇に呑まれ、続きが気になって、途中でやめることができずに結局終わりまで(夜中3時だ)観てしまったらしい。 すごく突っ込みどころが多かったらしくすでにみていたyokoとあたしと、みんなが思っているシモンの不思議さについて話し合う。 「『説明させてくれ』は意味ないじゃん」 「22回鞭打たれたっていうけど、その間に2度気絶してるんだよね?どこでカウントしたんだろう」 「誰でも入れる家の構造なんとかしようよ(誰でもヴァリエのうちに気軽に入ってくるんだ、また)」 等々話が出たんだけど、結局大ちゃんファンのmitoさんは 「大ちゃんがシモンじゃなくてよかった」 とほっとしたように言う。 「なんで?」 と聞いたら 「よっちゃんのあんなうるうるした目で見上げられたら、ひしっって抱きしめる大ちゃんが目にうかんで、どうしよかと思うよ」らしい。 ふふふ。mitoさん、可愛いぞvvとちょっと思った。 mitoさんもよっちゃんのセクシーさに「恋のライバルにしたくないNO.1 山本ヴァリエ」(写真集のアンケートで男子ながら、そうだった…)らしい。
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