月が満ちるまで

2005年02月01日(火) 疑惑の領収書

うちのだんなさん、マーさんは自営業。

といっても個人で仕事をやるとなにかと大変なので

一応会社形式にしているけれど実質ひとりでやっている。

経理上の伝票などを起票するのは私の仕事。

出してきた領収書をもとに伝票を作っている。(無給で)

最近は自分の仕事が忙しいので月に一回まとめて書いている。

昨日もその作業に追われていた。伝票を起こした後に

会社のものではないレシートの中にまぎれて一枚の領収書を

発見。なぜ起票にまわさないのかなと思って、見てみたら

支払い先が「JR北海道」となっている。

北海道ぉ!?

日付は去年の8月、これって私とモンチが実家に行ってたときじゃない!

いつのまに北海道なんて行ったの!!と頭の中を疑惑の嵐が吹き荒れる。

私の留守に誰かとこっそり北海道旅行?

飛行機なら日帰りだってできるもんね。

JRは向こうでの移動費? ついくせで領収書もらったのか?

気持ちを落ち着けて、子供達がいないのを見計らって、

そっとマーさんに近づき

「こんな領収書があったんだけど、北海道ってどうゆうこと?」

とつとめて穏やかに聞く。

「えっ、北海道?何それ?」

領収書を見せる。

「あ、本当だ。JR北海道ってなってる。なんだこれ?北海道なんて行ってないよ。」

しばらく考えるマーさん。

「おかしいな、この金額なら宇都宮への交通費だと思うんだけど、(毎週仕事で

宇都宮へ行っている)東京駅か宇都宮駅でしか切符買ってないしなあ。」

とぼけてるのかと思ったら、本当にわかんない様子。

しばらくして「あ、やっぱり東京駅のだよ。ここにJR北海道プラザ(東京)って

書いてあるよ。」

「えっ、あ、ホントだ。何、東京駅でJR北海道も店出してるの?」

「そうなんじゃないの。何かと思った。」

「私達の留守に誰かと北海道旅行かと思ったんだけど。」

「そんなわけないだろ。」とあきれ顔。

ま、確かに北海道に遊びに行けるほどおこづかいも持ってないし、服装も色気ないし、

冷静になれば思い当たることなど微塵もないんだけどね。

よもやと思いながらもちょっとうろたえてしまった。

私も一応人並みな心配をする妻であったということです。


 < 過去  INDEX  未来 >


narumi [MAIL] [食べ物日記]