WHITESTONE
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2005年09月06日(火) 缶詰

子供の頃(今もそうかもしれないが)うちの実家にはいろいろな所からお中元やお歳暮が届いた。ほとんどが親父の仕事関係からのもので、中身もほとんどがビールか日本酒。子供にとってはどうでもいいものです。そりゃぁ今なら大喜びですけどね。

でも中には気を利かせて「奥さんや子供さんたちの口にも入るものを・・・」とカルピス詰め合わせやフルーツの缶詰の詰め合わせを贈ってくださる方がいらっしゃいました。親父が「こんなもん贈ってきやがって!」というのをわかっていて贈ってくださる。たいした人物でございます。


僕はこのフルーツ缶詰が好きでね。フルーツみつまめに始まり、みかん、パイナップル、洋梨、黄桃。シロップの汁まで飲んじゃうぐらいでした。特にパイナップルと黄桃が僕のお気に入り。黄桃のプルンとした表面のツヤやきれいな円を描くパイナップルの形に目を輝かせたものでございます。

ただし、好きなときに食べられるものではございません。食べたいときに買ってきてくれるような親でもありませんでしたし、お中元やお歳暮で缶詰を贈ってくれる方もそう多くはありません。

後々に気付いた隠れた優先順位がございました。

3人兄弟でございます。

風邪をひいて学校を休んだ時などにコソーリと食べられるのですね。

他の兄弟にはナイショ。これが缶詰の味を更に高めてくれたのでございます。



先程100円均一のお店へ行きましたらですね、みかんや黄桃やパイナップルの缶詰が105円で売ってる訳ですよ。
「スゲー食いてぇ」と思ったのと同時に、たった105円で大きな缶詰が手に入ってしまう事になんだか少し寂しさも感じちゃったのね。


yun |MAIL

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