WHITESTONE
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2005年04月25日(月) 学校に期待は

息子が小学校に行くようになり、うちの奥さんもいろいろと井戸端会議に参加して情報を仕入れてくるようになりました。いろいろなお子様、いろいろなご家庭があるようですなぁ。勉強になります。

息子のクラスではないのですが、授業中に勝手に席を立つ生徒さんがいるそうでしてね。当然先生から保護者に連絡が行ったようでございます。その方はその件でずいぶんとご立腹だそうでしてね。

「学校には子供をひっぱたいででもいいから厳しく指導してほしいのに・・・」

「今の学校って躾をしてくれないのかしら?」

とガオレンジャーばりの吠えまくりだそうでしてね。他の奥さんたちも結構退いてるらしいです。

今のこのご時世です。子供をひっぱたいて躾けるなんてムリです。自分のクビを差し出すことになりますからねぇ。クビが何本あっても足りません。昔は技量のない先生でも多少怖いイメージを持たせてクラスをまとめる事ができたのでしょうが、それができないと「うまい先生」と「ヘタな先生」の差は大きくなる一方ですし、新人にはつらい状況でしょうねぇ。先日も悲しい事件がありましたけど・・・・

やはり躾は親が一番に責任を負うべきでしょう。先生だって数年で変わってしまいます。ずっとその姿を見続ける人が躾に厳しくあるべきでしょう。それを放棄して学校に全て任せようなんて、どんな躾をされて・・・ムニャムニャ・・・

そもそも皆が過度に学校に期待しすぎなのではないでしょうか?

「いじめ」

学校はなぜ気付かなかった?とよくマスコミに叩かれたりしますけど・・・子供はいじめる時に先生にわかるようにいじめたりしません。用意周到に、巧妙に、隠れて「いじめる」のです。その上一人の先生が30〜40人の生徒をどれだけ深く把握するかにも限度があるでしょう。

「教育」

ある程度の人数が集まればかならずレベルのバラつきが出来ます。その時授業を誰のレベルに合わせるかが重要なのですが・・・クラスの人数を考えるとつらい。
例えれば小鍋で30〜40人分のカレーを作るようですなぁ。一口ずつ分け与えても皆不満。数人に満足する量を与えても、他の人は不満。
要はカレーを増やすか人を減らすかで解決するのですが、どうしてもそれはできないようですねぇ、どんな事情か知らんけど。

ゆとりか詰め込みかでモメてましたけど、それ以前の問題が解決してない状態ではねぇ。高級カレーもインスタントカレーも一口だけでは不満だろぉ。

学校に期待する部分も多々あるけれど、無理な部分は無理と認めてあげたいとも思うねぇ。足りないところは家庭でなんとかするしかない時代。ですね。


yun |MAIL

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