WHITESTONE
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僕ね、大きな声では言えませんが、英語を教えております。下は小学校4年生ぐらいから、上はもう70歳を超えたお姉様まで。それでもまぁ、中心はやはり小・中・高校生でございます。
でね、昨日中3のレッスンがあったわけでしてね。 中学3年は高校進学にあたり、ほとんどの生徒が一旦退会し、高校生活や高校英語の雰囲気を掴んだ頃にまた戻ってくるものが何名かいるといった流れ。
つまり昨日のレッスンで一旦皆とお別れ。 彼らとは小6からのつき合いで、丸4年。 男の子ばかりのクラスだったので変に気を使うこともなく、男子校のノリの楽しいクラスでした。
僕、秀樹感激屋なのでね。 ヘタするとレッスンの最中に今までの4年間を振り返ってしまい、涙・・・なんてことになってはイカン、と努めて冷静に、淡々とレッスンを進めました。
レッスンの最中に数人がなんだかニヤニヤコソコソしてるのですが、まぁ、最後のレッスンだ大目に見てあげよう、と思ってました。
レッスン終了の時刻が来て、「よーし、今日は、っていうか今日でぇ、このクラスのレッスンは終了だぁ。最後だから宿題はないぞぉ。」ととりあえず取り乱さずレッスンを終えたことにホッとしておりましたら、生徒の一人がね、
「先生、これ・・・」となにやら差し出すわけです。
クラス7名の言葉が書かれた寄せ書きでした。 「おぉ、マジでぇ?うれしいよぉ、ありがとう」 もうこの辺は一杯一杯だったのですが、必死にこらえておりました。
皆が帰る時一人ずつ「ありがとうございました」と去っていき。
お茶を一杯。
そして、じっと色紙を読む。
読めば読むほどに涙が溢れてまいりました。いろんな事を皆が書いてくれていましたが、何よりもうれしかったのは皆が「英語が好きになった」と書いてくれたこと。 英語を教える身として最高の言葉でございます。
やられたねぇ〜。
ストレスの溜まるときも少なくないけれど、こんなことがあると「また一年がんばるかぁ」って気になります。 さて、仕事しようか。
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