2010年03月13日(土) |
CD『20才になれば』 桜田淳子 1978.10.25 |
私は昔、桜田淳子さんの「リップスティック」という歌が大好きでした。と、いうより淳子ちゃん自身が大好きでした。 最初、淳子ちゃんを見たときは、白い帽子をかぶって本当にお人形のようにかわいく、それなのにとても元気で、秋田県からきたということで親しみも感じました。 そんな淳子ちゃんが大人になっていく様子が見られてあの頃は楽しかったです。 元気な淳子ちゃんが、中島みゆきの歌を歌ったときは複雑な気持ちでした。 なんで元気で明るい淳子ちゃんが、中島みゆきの暗い歌を歌うんだろうと当時は思いあまり興味をもてなくなり、淳子ちゃんのこともだんだんと忘れていきました。 が、最近になってもう一度「リップスティック」を聴いているうちに、淳子ちゃんは歌は決して上手くないけれど、表現力がとんでもなく素晴らしいということに改めて気づきました。 それで「20才になれば」が聴きたくなり、このアルバムを聴きました。 すごい表現力です。 「時代」は高い声が苦手だったのか、わざわざサビの部分だけを下の音で歌っています。こんな器用なこともできる人だったんですね。淳子ちゃん。すごいです。 歌いまわしというか、これは演歌でなく、歌謡曲でもないような本当に独特な誰にも出来ない歌い方です。 中島作品も素晴らしいけど、淳子ちゃんのこの表現力。 表現力でここまで聴かせることができるんだということを改めて思い知りました。
1. 20才になれば 2. 化粧 3. 時代 4. 海鳴り 5. 追いかけてヨコハマ 6. しあわせ芝居 7. おもいで河 8. 朝焼け 9. 五才の頃 10. おまえの家 11. 化粧(シングル・バージョン) 12. 20才になれば(オリジナル・カラオケ) 13. 化粧(シングル・バージョン)(オリジナル・カラオケ)
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