2009年06月11日(木) |
LIVE【松任谷由実コンサートツアー2009 TRANSIT】三重県文化会館大ホール |
M-1 航海日誌 from 1975 album COBALT HOUR MC M-2 ベルベット・イースター from 1973 album ひこうき雲 M-3 ピカデリー・サーカス from 2009 album そしてもう一度夢見るだろう M-4 時のないホテル from 1980 album 時のないホテル M-5 Bueno Adios from 2009 album そしてもう一度夢見るだろう M-6 まずはどこへ行こう from 2009 album そしてもう一度夢見るだろう M-7 黄色いロールスロイス from 2009 album そしてもう一度夢見るだろう MC M-8 幸せになるために from 2001 album acacia MC M-9 やさしさに包まれたなら from 1974 album MISSLIM MC M-10 ハートの落書き from 2009 album そしてもう一度夢見るだろう M-11 夜空でつながっている from 2009 album そしてもう一度夢見るだろう M-12 自由への翼 from 1993 album U-miz M-13 青いエアメイル from 1979 album OLIVE M-14 ジャコビニ彗星の日 from 1979 album 悲しいほどお天気 M-15 Flying Messenger from 2009 album そしてもう一度夢見るだろう M-16 守ってあげたい from 1981 album 昨晩お会いしましょう M-17 Forgiveness from 2006 album A GIRL IN SUMMER M-18 14番目の月 from 1976 album THE 14th MOON M-19 水の影 from 1980 album 時のないホテル MC EC-1 ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ from 1983 album VOYAGER EC-2 埠頭を渡る風 from 1978 album 流線形’80 EC-3 二人のパイレーツ from 1993 album U-miz -------------------------------------------- 約10分遅れて開始。 ヨーロッパのお城の中のようなセット。ステンドグラスのような感じ。 作業員風の人たちが大きい箱をたくさん運んでいる。 大きな箱から時計が出され、上に上がりステージセットへ。 バンドメンバー登場。 大きな箱が運ばれてきて、箱をあけるとピアノに座ったユーミン登場。 両手を不自然に宙に上げて止まっている。ストップ・モーションのようだ。 深い緑色のゴージャスな貴婦人のようなドレス。
01:航海日誌 ピアノ弾き語り。
こんにちわ。 TRANSITツアーにようこそ。 4年振りのホールです。三重にきたのはなんと21年ぶりです。 2時間ちょっとの時間ですが、色んな場所を旅しながらみなさんを最終目的地まで ご案内したいと思います。 最後までごゆっくり。
02:ベルベット・イースター 03:ピカデリー・サーカス この2曲もピアノ弾き語り。
「ピカデリー・サーカス」でピアノとユーミンが遊園地のコーヒーカップのように、ぐるぐる回って、しかもその回転が速くてすごかった。回転しながらのピアノ弾き語り。 照明の色が深い。紫や緑がただの光ではなく、色が濃くて落ち着いている。とてもきれいだ。深い赤になった。
04:時のないホテル 右側で座って歌ってたユーミンがいきなり左前側へ飛ぶ。その飛び方がまさにいきなりボンと飛ぶので、前のお客さんはびっくりしてどよめいた。左へ歩いていきながら「電話のわきのメモはイスラエルの文字〜」のところで本当にメモ用紙が燃え上がった。 次はいきなりステージ中央へ飛んでまたどよめきが。 終わりに近づくと後ろにあった時計に入り閉じ込められた。時計が上に上がっていったと思ったら次の瞬間ユーミンが消えた。 思わず「おおっ!いなくなった。」って隣の友人に叫んでしまった。
次の曲でなんとユーミンは左後方の客席通路にいた。 その間、せいぜい2分くらいしかなかったのに、衣装も替えていた。 一体、何が起こったのだろうか。たった2分くらいの間に、衣装替え&ステージから客席移動。 歌いながら客席の間の通路を通ってステージへ。 真っ赤なフラメンコのような衣装だ。
05:Bueno Adios 黄色のシャツと黒の細いパンツの軽快な衣装に替わる。
06:まずはどこへ行こう 07:黄色いロールスロイス ユーミンいきなりハイ・ジャンプ!しかけじゃない生ジャンプでした。 とてもじゃないけど、私はあんなに高く飛べない。 「黄色いロールスロイス」で総立ちになった。 コーラスの今井さんが加藤和彦の部分を歌ってデュエット。 今井さんが「今まで色んなことをやりましたが、まだやっていないことがあるんですよ。何だと思いますか」とユーミンに質問。 ユーミンは色々答えるがどれもはずれで「それはシングアウトです。」 シングアウトって歌手が歌詞を早口で言って、客席の人が歌うやつです。 ユーミンが「君のいく道は」「果てしなく続く」と言うと前の方のお客さんたちが「若者たち」を歌いきった。 ユーミンと今井さんは「すごいですねぇ。」と驚いていたけど、ユーミンは「そんなことはやりたくない。」と言って「ハモリをシングアウトして。」と難しいことをおっしゃる。 「ナーナナナー」という感じで簡単なハモリを指導後、みんなでハモリ「シングアウト」を無事終了
ギターとベースのメンバーだけになり、アンプラグドコーナーへ ユーミンはデビュー当時のことを話し始める。フォーク全盛期、学生運動が激しかったけど、ユーミンは興味がなかった。 映画「いちご白書」を見て、学生運動じゃなくて、二人の恋の行方に興味を持った。 そして、その「いちご白書」じゃない曲を歌いますと言って。
08:幸せになるために このあとこのアンプラグド・メンバー名付けて「サオおやじ」の3人のとぼけたMCがあり、MC最後の市川さんが「僕は特に話すことはないです。」と言ったとたんに
09:やさしさに包まれたなら
アンプラグドコーナーが終わり、ユーミンは 「ここからはノンストップでエンディングまで突っ走ります。トイレに行くなら今。最近トイレが近くなった人が心なしか増えて来ているような気するので、気をつかっています。香港など外国では平気でバラードの最中にどんどん席をはずすんですよね。これはアーティストは辛いんですよ。他のアーティストにきいてもみんな、バラードでそれはいやだねと言ってますね。」 「ニューアルバムは2年かけて作りました。産みの苦しみを味わいました。特に歌詞で。プロモーションのためテレビにもたくさん出ましたが、テレビは苦手です 今回のアルバムでは2曲煮詰まって苦しみましたが、その2曲から歌います。」
10:ハートの落書き すてきな曲です。そんなに苦しんで作られたとは思いもよらなかった。 11:夜空でつながっている ブルーやパープルの照明が素晴らしかった。吸いこまれそうだった。
ここでパイロットみたいな白いスーツ姿で登場。 12:自由への翼 13:青いエアメイル 2番頭の「5年 いいえ8年たってたずねたなら 声もかけれぬほど輝く人でいてほしい」の部分に特に心をこめているようにみえた。 続く「選ばなかったから失うのだと哀しい思いが胸をつらぬく」の部分はこちらの胸をつらぬいた。 14:ジャコビニ彗星の日 この曲はプラネタリウムみたいな照明&セットになりうっとりした。後、コーラスワークも素晴らしかった。 15:Flying Messenger シルバーラメのミニボディコン、超セクシー美脚健在。 私はこの曲がニューアルバムの中では一番好き!歌詞もメロディーもユーミンワールドそのもの。 16:守ってあげたい 17:Forgiveness 曲の終わり頃、なんだか後ろから声が聞こえると思ったら、スクリーンに大勢の子ども達が映り、一緒に歌っている。 無垢できれいな歌声。銀色の紙ふぶきがとめどなく降ってきた。宇宙旅行のような感覚。 18:14番目の月 セクシーな衣装で踊りまくり、というか足をものすごく高く上げるユーミン。 はっきり言って見えてました。 私は「ああっ!」と叫んで友人に笑われましたよ。 客席、異常なテンション。アレンジがあまりにハードで圧倒された。 19:水の影 水面が映し出され、時計は逆に回っている。 ユーミンは最初に旅行に連れていってくれると言っていた。 そうか、帰っていくんだと私は思った。
バンドメンバー紹介があり、終了。
そして、鳴り止まない拍手の中、アンコールへ。 キュートなマリンルックのユーミン。
「きょうは本当にどうもありがとうございます。楽しんでくれてます?最後の経由地を経てみなさんを目的地へとお届けする訳です。そこが皆様にとってどんなところかは私はわかりません。きょう、お供できたことを嬉しく思います。きょうはどうもありがとうございました。」
EN:1ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ EN:2埠頭を渡る風 ハードロックにアレンジされたあの名曲。 この曲と「14番目の月」は特にハードなアレンジで驚いた。 バンドメンバー退場。竹部さんのキーボードで最後の曲を歌うユーミン。
EN:3二人のパイレーツ
ありがとうございました
2時間余りのライブ終了。
まるでイリュージョンのようで、しかけがいっぱいあって、何度も「ああっ!」と驚かせてくれて、本当に楽しかったです。 極めつけはユーミンがいきなり客席に現れたところ。 5メートルくらい先にユーミンが真っ赤なドレスを着て立っていました。 ああ、まぶしい感動。 ユーミンは2時間の間にサーカス、ヨーロッパ、宇宙、空の旅など色んな所へ連れていってくれました。ユーミンにもてなされている感じでした。
あと私は個人的に竹部聡志さんのファンなので、竹部さんのキーボードが満喫できて良かったです。 ラストの曲はユーミンと竹部さん二人のステージだったので、感極まりました。 パーカッションの小野さんがすごく素敵でした。 何の曲だったか忘れましたが、彼女のソロ・パーカッションがあり、パワー炸裂でした。 コーラスの今井さんが「黄色いロールスロイス」でユーミンとデュエットしたのは声も良いけど、画的にも良かったです。 このライブはもう一度みたいのでDVDが出たら、絶対に買います。
グッズはトートバッグとボールペンを買いました。 CD特典はカレー(CMソングの関係で)とクリアファイルでした。このクリアファイルがとっても気に入りました。
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