私の音楽日記

2007年09月10日(月) 「柴咲コウ invitation live〜1st ライブ 5th アニバーサリー〜」

昨日、TBSチャンネルで柴咲コウさんのファーストライブを見ました。
私は柴咲さんの声と詩が大好きで、大ファンです。カラオケでは「月のしずく」「かたちあるもの」「ひと恋めぐり」を歌ったりします。この前「分身」を歌ってみたけど、難しかったです。

柴咲さんはデビュー5年で今回が初ライブでした。が、とても初ライブとは思えない落ち着いた歌とMCで安心してみていられました。
歌はもちろん良いのですが、MCも楽しかった。黒板に曲順やMCの内容がメモしてあってそれを見ながらコンサートを進めているようですが、その黒板をお客さんの前に持ってきて、「今、ここなんですよ。ここでこの話をするんですよね。次はこの歌なんです。」とか言ってネタをみずからばらしたりして、リラックスした人だなあと思いました。
所々にライブ前にとったインタビューもあって、その中でコウさんは「歌を聴いてもらってただ楽しかったじゃなく、私の人間性を見てもらいたい。歌を通して私という人間の中身も知って欲しい。」というようなことを言っていました。
「若手クリエーター」「嬉々」などは難しい歌だと思います。
セリフだけの「-toi toi-」も情感たっぷりです。さすが女優さん。
オーケストラというかバック・ミュージシャンもとても多彩で、シンプルから分厚い音まで色んな表情を見せてくれます。
歌唱力はCDよりは劣るなあとは思いましたが、それは誰でもあたりまえのことです。
素晴らしい表現力です。そして詩人としては異彩を放っている人だと思います。

最後の「no fear」という曲だけ私の知らない曲だったけど、この歌はあまりにも普通でちょっとつまらなかったです。

それにしてもこの素晴らしいライブ、まさにinvitationでお客さんは無料で招待だなんて、いいなあ、当たったお客さん。
私ももちろん応募したのですが、はずれました。

でも、コウさんの歌とインタビューがびっしりの90分。TBSチャンネルさん、どうもありがとうございました。

コウさん、次はツアーをやってくださいね。待っています。


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