息子朝早く学校へ。 8時菜園へ。 まぶしいほどの晴天。 麦藁帽子がぶかぶかなので、まずタオルをかぶりその上から帽子をかぶる。 これでどうにか下を向いて作業しても帽子がズリ落ちてこなくなる。 今日はぎっちり日焼け止めもしてきたけど、それでも日焼けしてしまうだろうな。
エダマメの苗、定植する。 どうやっていいのか全然わからないのだが まず、土に水分がたくさんあることが大切だと思われ、 溝を掘って水をたくさん撒いた。 苗をプランターから(手で)取り出し、列と行がきちんとなるように 計りながら(でもいいかげん)植え付けていく。 (折れたら大変なので、引っ張ったりせず。 苗はどこから取り出したらいいのかはじめわからず、 隅っこに移植ごてを入れて土を持ち上げ恐る恐る隙間に手を入れる。) 植えながら「緑の指」という本を小さいころ読んだなあ、と思う。 「緑の指」が植える植物は皆すくすく育つんだったかな? そうだったら私の指も「緑の指」だといいんだけど。 (あの子は、一番大切なものは?と聞かれ「植物園」と答えるんだったっけ。 私は「動物園の方がいいんじゃ?」と思ったものだ。) 苗約30本植え終わり、もう一度全体に水をかける。 やわらかい雨のようにかける。 タマネギの茎をひねり、倒しておく。 ソラマメの収穫をする。
急いで家に帰りシャワーを浴びて トマト、ソラマメ(母急いでゆでる)母が作った焼きお結びを持って 10:45 一人で病院へ。 「地雷」を聞きながら、運転していく。 滴るような緑、エゴノキの白い花がゆれている。 私の好きなニセアカシアはもう終わりだ。 11:10時過ぎ到着。
父に菜園の話しをする。 ソラマメがたくさんとれたというと、 「よかったなあ。婿殿たくさん食べられるなあ」という。 (夫は熟しきらないソラマメが好き。) それから誰々さんと誰々さんに差し上げるいうにという。 エダマメの植付け、タマネギのこと話すと「それでいい」という。
今日放射線の3回目の照射。 MSコンチンの服用。 痛みは少しいいようだというが、全然食べられない。 お昼ご飯がくるが、おかずは私が食べる。 ナースステーションに食器を返しに行き 「あのー、おかずは私がいただきましたので」と伝えておく。 (そのへんにいる人達で大笑いする。) 「おかゆは食べられましたか?」 「何も食べられません。」 というような会話。 痛みのほうではなく癌本体の状況を主治医殿に伺いたいというので 担当の看護婦さんに相談にいく。 先生に連絡してくれようとするが今日は別の病院へいかれているそうだ。 (私はだいたいのところを知っているのだが父には黙っている。) 父眠る。(モルヒネだろうか?) 私は持っていった「ソロモンの指輪」を読む。 やっぱりおもしろい。絵も大好きだ。 父少し食べるというので、トマト1切れ、ソラマメ3つぶ。 食べても吐かないのを確認し、4時父が眠ったので帰る。
晩御飯 かつおのたたき ソラマメ 冷奴 豆腐と新たまねぎの味噌汁 レタス+胡瓜+ポテトチップスのサラダ
ぼやーっとしたいので(いっつもしているが)夜、撮りためた 「おじゃるまる」を夫と見る。 「からじろう」を見ていてあまりに可愛く、泣けてきそうになる。 閻魔大王の「朝のゴミだしはつらいな〜」という歌もよかった。
息子の帰りが遅く11時過ぎだったらしい。(委員会)
|