日記一覧｜前のページ｜次のページ
| 2011年05月30日(月) | 西部塵埃組合議会の報告です |
１０時より開かれた組合議会の報告です。
まず最初に管理者木村精華町長のあいさつで始まりです。
議会の構成メンバーが変わったことで改選後初めての組合議会に際し、
十分な議論をとお願いされたあと、
打越台センターの処理状況の報告と昨年に判明したごみ手数料着服の
不祥事案に関しての報告がされました。
事務改善として、４月より現金での授受を振り込みへと移行した
ことで、窓口での現金取り扱いが昨年比１３％となるとのこと。
さらに、返済については、財産処分の確約書を本年１月に受け取ってい
るとのことでした。
その後、議員の自己紹介、管理者、副管理者の自己紹介と続き、職員
の自己紹介ののち、議長選挙に入りました。
年長者である臨時議長による進行です。
「従来通りの選挙の方法である、各市町１名ずつの選考委員を選出して
調整していく方法でよいですか。」
と全員協議会の中で発言をされました。
そこで、私が
「私は、自治法や議員必携に基づき運営されるべきと常に発言をして
います。今まで選出方法を述べられましたが、本来組合規約には、
互選によって議長を選ぶとあるわけですので、いうまでもなく互いに
選挙する方法をとっていただきたい。また、地方自治法１１８条に
議会の選挙方法が規定されているが、その２項には議員中に異議が
ないときは、指名推薦ができると限定されています。
よって、選考委員による調整ではなく、投票による選挙を求める
ものです。」と発言をしました。
他の方はいかがですかと、臨時議長。
そこで、精華町の山本議員が、
「選考委員が調整して、それを議会に伝えたあと、選挙するので
あるのだから、従来通りの方法でも互選と言えるのでは。」
というような発言をされました。
そこで、高味議員が、
「従来の方法でしてきたのですが、くれは議員が提案された内容
は、上位法で規定されているので、選挙でいいです。」
というような発言。
さらに私が、「今、同じ場所で全員協議会を行っていますが、先ほどの
本会議とは別のもので、議事録も作成する必要のない会議でいま話を
進めているわけです。本会議に戻していただき、正式な会議の場での
選出を求めます。」
その後、事務局長に事務的な立場での発言が求められ、
「くれは議員の言われるように自治法の定めによりますと、指名推薦
に異議なしでなければ、選挙となります。」
ここで、本会議に移して、選挙準備が整うまで暫時休憩となりました。
従来、精華町と木津川市から１名づつが別室で調整して、議長、副議長
監査委員が候補に挙がっていました。傍聴されている方にとっては、
どのように決まったのか不明のままででした。
会議録に残る形での選挙が行われる瞬間です。
投票用紙と投票箱の準備が整い、再開です。
臨時議長にあらかじめ渡されていた口述書の内容が、全く変わりました
が、状況を適切に判断されながら、進行されました。
投票結果は、
山本さん、４票、高味さん４票。同点によりくじ引きとなりました。
これも急きょのくじを作って。２回くじにより、山本さんが議長に
決定です。
続く、副議長選挙は、高味さん７票、七条さん１票で高味さん。
議会監査委員は、私でした。
急な進行の変更で、事務的には、バタバタさせました。
臨時議長と議長の適切な進行や事務局対応には、感謝です。
続いて、補修工事請負契約の締結の議案審議です。
管理者、事務局の説明のあと、質疑に移りました。
私は、
�〕縦蟆然覆呂匹里茲Δ棒査困鬚靴燭里�。
�⊆�退者が５社あり、実質２社での入札であったが、７８．５％という
落札率からみて、競争性が発揮されたといえるか。
��辞退の５社のうち、３月３１日まで独禁法違反で指名停止の業者がいる
が辞退理由を把握しているか。
と質疑しました。
第３者機関での外部評価をしている。
ユニチカにより建設であり、維持補修も従来隋契約でしていたが、今回
指名競争入札として、２社での競争性が発揮されたと思う。
辞退の理由は、把握できるものではない。
というような答弁がありました。
全国でも３２年目を超えている焼却場は稀有ですので、十分な管理と
工事がおこなわれること、その期間のごみ量の調整などがうまく
いくことを求めました。
その後、山本議長が副議長と変わって質問され、
入札方法の定めがないが、制度を整えるべきではと述べられました。
最後に全員賛成で請負契約の締結議案は可決されました。
副管理者から木津川市での取り組み状況を報告され、閉会となりました。
清掃センターの問題に真剣に取り組む、その決意を新たにした臨時会
でした。
