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木津未来会議の日記
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2009年02月12日(木) 請願審査の報告

議会運営委員会に少し遅れて傍聴した。他の傍聴者は、市民の方3名。
事務局による府下各市議会の調査状況などの説明の途中であった。
自治法改正に伴い、京都府内の各市の全員協議会、会派幹事会、広報編集委員会の設置根拠を調査したものを説明されていた。
9月議会で改正したところ、現在のところ改正を考えていないなど様々。

「木津川市としては、全協は9月に改正され、正式な議会の会議となったところ。会派幹事会は、現在のところ考えていない。広報編集委員会は単独条例での設置であり、議会会議規則に準拠している」というような説明内容であった。

その後質問。
曽我さん「広報委員会は公開されるということか」
事務局「会議規則の適用があるので、その対象である」

宮嶋さん「次回委員会で請願者の思いを聞きたい。例示などを聞かせてもらいたいが、どうか」
委員長「参考意見として次回請願者に出席してもらうとの提案。どうか」

曽我さん「前回発言を許可していないので、なぜ今回はというか整理をしておくべきではないか。幹事会は調整事項が多い。賛成意見のみではなく、していない所の事例も述べてもらいたい。議長会とか学識経験者とか反対者の意見も聞いてみるべきではないか。」
事務局「議長会の意見を聞くというのはできない。」

宮嶋さん「継続審査をしてはどうか。いろいろ調整が必要。例えば、南丹市への研修などもしてみてはどうか。していないところの意見を聞く必要はない。
自分たちの議会でできるかどうかの判断をするもの」
委員長「研修は必要かどうか」
織田さん「事務局が再度調査されてはどうか。」
事務局「今回メールにての調査を依頼し、その後会う機会があったが、それぞれの事情がある。費用弁償の問題であるとか。これ以上は聞くことは不可能。」
委員長「今回は結論はでない、継続でどうか。」
中野さん「次回どこから始めるのかを明確に、例えば学識者の問題はどうするか」
曽我さん「学識者の意見を聞くというのは、撤回する」
中野さん「それなら、それで了解」

というようなやり取りの後、
委員長が請願者の意見を聞くということで異論はないかを確認され、次回の議運に、請願者の発言の機会が与えられることとなった。

宮嶋さんの「自分たちの議会でどうかを考えればいいことで、していないところを見習わなくてもいい」というような発言は、秀逸だった。

現在、会派幹事会は正式の会議ではない。
しかし、表に出したくないことで重要な問題を協議するいわば根回しが主の会議との懸念をもたれているとしたら・・・。
世の中は議員の活動を含め、議会のあり方に疑問を持ち始めている。つまり本当に市民の付託に答えているのかという点において。
行政に説明責任や公正、公平を求めるなら議会は自ら範を示す必要ある。市民に聞かれてまずいから公開しないのだと勘ぐられないためにも公開は必要だと思う。

(議運は自治法に正式に設置された委員会であり、議事録も作成されている。取り急ぎくれはのメモ書きよりお伝えしました。)


木津未来会議