HARUKI’s angry diary
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2014年09月21日(日) |
クマの足とザスパ草津群馬戦 |
8月に入ってから、部屋のあちこちに白い小さな塊が落ちていて「あぁ、またネコ砂だよぉ」と思いながら拾いに近づいてみると、わぁ!クマのギプスの破片だよぉぉ(悲)、という日々が続いていた。←ギプスが崩壊し始めていた←実はクマが壊していたらしい←こらこら
クマ「いよいよギプスが取れる!!」 HARUKI「良かったねぇぇぇ」 クマ「補助具に変わるんだって」 HARUKI「どんなの?補助具?」 クマ「わかんないけど。楽になるぞぉぉぉぉぉ」 と、喜びいさんで病院に行った8月末の某日。
その補助具なるものが想像を絶するものだった(笑)。←(笑)でいいのか?
仕事から帰ってHARUKIはクマの補助具を見た。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。
爆笑しそうになるのをこらえて言った。 HARUKI「スゲーーーーーーーーーー。ギプスより大変そうだね」 クマ「うん」 HARUKI「重くね?」 クマ「うん」 HARUKI「それで松葉杖?」 クマ「うん」 HARUKI「長澤(←エスパルスの選手、足の手術をして今リハビリ中)の補助具、写真で見たけどもっと簡易だったよ」 クマ「うん。あいつは膝だろ?」←自分と同次元(笑) HARUKI「松葉杖みたいに返却するの?」 クマ「買取。専用に作ってもらってるから」 HARUKI「へーーー。お値段高そうだね」 クマ「保険効くから」 HARUKI「……………」←これ以上言うとかわいそうなので黙った クマ「ロボコップだよな、これ」←自分で言ってりゃ世話ないし
がはははははははははははは! その通り!!!!!!!!
クマ「かかとに入っているソールを徐々に薄くしていくんだって」 HARUKI「へーーーー」 クマ「ベルトで止めたあと、エアー入れて更に固定するんだよ」 HARUKI「へーーーーーー」 やっぱりロボコップだ、こりゃ。
クマ「でも、運転できるんだよ、やっと」 HARUKI「よかったね〜」 クマ「屋内と運転中ははずしてられるから」 HARUKI「大丈夫なの?」 クマ「うん。とくに風呂は気をつけろって。転んでまた切れたら目もあてられないし」 HARUKI「だね」
これで部屋のあちこちに落ちていた白いギプスの残骸もなくなるし(←くどい)、車で買い物にも行けるし、ひとまず安心。
クマは“運転が出来る”ということだけで、かなり気分が変わったようで、9月から始まった新学期も問題なく通っていた。
そんなある日。 HARUKI「ザスパの試合行く?」 クマ「群馬か」 HARUKI「きっとサンガサポ少ないと思うし。でも、問題は駐車場だよね」 クマ「大学病院か」←正田醤油スタジアムは、群馬大学病院の駐車場に車を止める HARUKI「そう。スタジアムからめっちゃ遠いとこ」←去年行って驚いたらしい クマ「あの距離歩くのはちょっと無理かも」 HARUKI「だよね」
そこで、ダメ元でHARUKIはザスパに電話をしてみた。 HARUKI「14日のサンガ戦に、足の手術をして、松葉杖の人間が行くんですが、スタジアムに近い駐車場ありますか?」 おねーさん「障害者用の駐車場があります。申し込みは締め切りましたが、まだあいているかもしれませんので、調べてご連絡します」
数分後、おにーさんから電話があった。 おにーさん「ケガされたそうで」
へ?そんなこと一言も言ってないけど。 きっと体育業界の人たちにとっては「松葉杖=ケガ」以外、思いつかないんだろうなぁ(笑)。
おにーさん「まだ、駐車場あいてますので、ネットから今すぐ申し込んでください」 HARUKI「はい」
おにーさんは、この後ご丁寧にネットの入り方から説明してくれた(笑)。
HARUKI「アウェイサポですいません」 おにーさん「?」 HARUKI「いえ、すぐやります」 おにーさん「駐車券お送りしますので」 HARUKI「料金はいくらですか?」 おにーさん「?」 HARUKI「無料ですか?」 おにーさん「お金はいただいておりませんが」 HARUKI「すいません、ありがとうございます」
9月14日(日)京都サンガFC VS ザスパ草津群馬(正田醤油スタジアム群馬) 今までHARUKIはルールが違うチームのベスト1はザスパだと思っていたのだが、この前の鹿島戦(8月末に日本平でエスパルスが対戦した)で、このルールの違い方はもう国が違うかもと思い、ザスパに対するいやぁんな感じは、多少緩和されていた(笑)。
スタジアムは、前橋にある。 連休の中日だったので、高速の混み具合もわからないし、と昼過ぎに東京を出た。
思ったよりすいてはいたが、あちらこちらのナンバーの車が午後の関越を走っていた。 HARUKI「これから温泉行くのかなぁ」 クマ「きっとこの人たちは、富岡製糸工場に行く人たちだよ」 HARUKI「みなさん、世界遺産好きだよねぇ」←他人のこと言えないし クマ・HARUKI「ん?」 クマ「行こう!世界遺産!」 HARUKI「へーい」 クマ「こんにゃく食べ放題!」 HARUKI「へ?」 クマ「無料でこんにゃくを食べられるところがあるんだよ」 確かに群馬といえばこんにゃくが名産品なのは知っている。
HARUKI「どこ?」 クマ「世界遺産のそば」←おいおい
キックオフは午後6時。どう考えても時間はある。 急遽行き先を変更し、富岡インターで高速を降りた。
富岡製市場周辺はそれなりの人と車がいたが、偶然すぐそばのコインパーキングが空表示に。 ラッキー!と車を入れ、富岡製糸場へ。
はい?(驚)
工場の周囲にスゲーーーーーーーーーーー行列が出来ている。
HARUKI「並んで入ってたら試合に間に合わないよ」 クマ「だね」 HARUKI「こんにゃくだけも行くか」 クマ「うん」
係員に聞くとこんにゃくパークは、ここではなく甘楽にあるらしい。
いれたばかりの車を出し、甘楽のこんにゃくパークへ。←車で15分くらい
着いたところは巨大なこんにゃくメーカーの工場というか施設。
っていうか、また大混雑の様相(汗)。 かろうじて1台あいた駐車スペースに車を止め、建物のほうへ。
建物の周囲にスゲーーーーーーーーーーー行列が出来ている。←まただよ
HARUKI「これ、並んでたら試合に間に合わないよ」←繰り返される会話 クマ「だね」
係りのおねーさんに聞くと、行列はレストランの無料試食。試食をしないでこんにゃく製造過程の見学と買い物だけならすぐ入れるという。
もちろん見学などせず売店へ(笑)。 いきなりこんにゃく麺のつめ放題の平台が。
あーーー、今年の夏食べまくった冷やし中華のこんにゃく麺だよぉぉぉ。
HARUKI「うどんとそうめんもあるけど。どうする?」←あくまでもこんにゃくね クマ「中華麺以外はいまいちだから、中華麺だけで」←クマはいろいろ食べたらしい HARUKI「はーい」
HARUKIはビニール袋にこんにゃく中華麺を詰め込んだ。 うむ、これはお安いかも。
あとは昔ながらの製法のこんにゃくとか普段はあまり買えないこんにゃくチップスとか、初めて見たこんにゃく揚げせんべいとか、とりあえず買いまくり(笑)。 で、重い(爆)。
満足したHARUKIとクマはいよいよスタジアムへ。←やっとだぁ(笑)
スタジアムの周囲にはいくつか関係者用と表記された駐車場があった。 宅急便で送られてきた駐車券(←本当にエライ)には「第一駐車場」と書かれている。
スタジアムをぐるっと回り、第一駐車場へ。ここはシャトルバスの発着場になっているらしく、あまり止めている車もない。
車を止めてから気がついた。 HARUKI「もしかしてここ?」 クマ「ビジター席の入り口に一番近い駐車場なんだよ」
素晴らしい! ザスパ草津群馬!!!!!
HARUKIとクマは感動した。
入場し、席に入るには当然階段がある。←100段もあるような階段じゃないけどね(笑) クマが松葉杖と手すりを使いながら上り出した。 ふと後ろを見ると係員がこっそり着いてきている。
すげーーーーーーーーーーー、素晴らしいーーーーーーー。
HARUKIはまた感動した。←しつこい ルールが違うチームのはずなのに(←おいおい)、ホスピタリティは300%(当社比)。
試合前。 ザスパは9月の3試合は、富岡製糸場が世界遺産になった記念のユニフォームを着ることにしたらしい。 それを記念して、工場のキャラの「お富ちゃん」に、ザスパのキャラ(湯友くん)がユニフォームの贈呈をしていた。
天気もよく、空気も澄んでいてめちゃめちゃ気持ちがいい。
午後6時ちょっとすぎキックオフ。 へ? ザスパ、普通のチームになってるやん! ルールが一緒や!←おいおいおいおい←謎の訛
というわけで、ザスパのサッカーにあわせてサンガもサッカーをやっているので、ちとのんびりした試合になった。 ところが後半30分過ぎ、いきなりサンガにスイッチが入り、いつものスピードのある展開に。
で、大黒得点!
やた!1−0!!
で、そのまま逃げ切りサンガの勝利! 良かったぁぁぁぁぁぁ!
すいません、駐車場のチケットだけではなく、勝ち点もいただきました。
HARUKI「ザスパ様に、こんなに歓待していただいていいんだろうか」 クマ「たまにはいいんじゃない」
久しぶりの勝ち試合に気分もよく帰路についたHARUKIとクマであった。
がんばれ!!サンガ!!!
Mikan HARUKI
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